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NEW BALANCE U1500 · COLOR RESEARCH

U1500色別人気
定点観測

GreyとNavyは、どちらが選ばれ、履かれ、手元に残るのか。公開反応、着用投稿、中古市場、所有履歴から追った調査記録。

全12回答を会話順に収録 · 原文省略なし

01

U1500 COLOR RESEARCH

今回の一次集計

集計してみると、かなり面白い結果になった。U1500に限定すると「グレーが圧倒的」という感じではなく、PGL(グレー)とPNV(ネイビー)の二強。今回拾えた日本語圏の所持証拠では、PGLがわずかに上だった。

今回の一次集計

「U1500○○」まで型番を特定できて、本人の購入・着用・コーデ投稿、または中古出品者自身が「購入した/○回履いた」と記載しているものを1人=1件として数えた。ショップの商品紹介、新品転売、海外ユーザー、M1500、同一人物の転載・重複は除外している。

順位U1500色確認できた固有所持シグナル
1U1500PGLグレー16件
2U1500PNVネイビー13件
3U1500VSWオフホワイト / Vintage Sport4件
4=U1500ANI35周年グレー3件
4=U1500WHGアンティークホワイト/グリーン3件
6U1500UKGスチール系グレー/ネイビー2件
以下U1500JP / KKL / BBO / PTYなど各色各1件程度

たとえばPGLは、ABC-MART横浜購入→5回着用、直営店購入→2~3回着用、mita sneakers購入→1回着用、テラスモール湘南NB購入→3回着用、といったかなり確度の高い実所有記録が複数残っている。WEARでもU1500PGLそのものを登録したコーデが確認できる。

PNVもかなり強く、セレクトショップ購入→数回着用、NBショップで定価購入→3回着用、NB店舗で2024年10月購入→3回着用、という個体が確認できた。つまりネイビーが不人気ということは全然ない。

しかも比較しやすいことに、PGLとPNVはどちらも2024年5月17日に35周年復刻として同時発売されたペア。発売からの経過時間という大きなバイアスがほぼない。

この2色だけで今回の29件を比べると、

PGL:約55% / PNV:約45%

くらいになる。ただし、これはもちろん「日本国内販売数55:45」という意味ではなく、ネット上で確認できた所有者標本の比率ね。

ところが、ここに面白いクセがある

中古出品を含めると PGL > PNV なんだけど、Instagramやスニダンの「今日はこれ履いた」「ヘビロテ」「グレーと悩んだけどネイビーにした」みたいな、自発的な着用・コーデ投稿だけを見るとPNVの存在感がむしろ強い。

つまり今回の調査からは、

実際に広く買われている定番 → PGLグレー
気に入って見せたくなる/コーデで語られやすい → PNVネイビー

という傾向がうっすら見える。

これは中古市場の性格も関係していそう。PGLは「定番だからとりあえず買ったけど出番が減った」という出品がかなり見つかる。一方PNVには「グレーと悩んだけどネイビー」「ヘビロテ」といった積極的な選択を示す投稿が目立った。なので、“所持数”ならグレーが若干多そうだが、“お気に入り率”まで含めるとネイビーは相当強そう、というのが今回の印象。

ちなみにYahoo!知恵袋にも、まさに PGL・PNV・UKGの三択で悩んでいる人がいて、最初はネイビーが候補最下位だったのに、回答を受けて「ネイビーの品の良さが際立ってきて」「これかもしれない」と逆転している。元の掲示板の人とかなり似た現象で笑った。

そして3位以下になるとガクッと公開所持例が減る。VSWは実着用済み中古が複数確認できるものの、PGL/PNVほどではない。 WHGも数回着用個体はあるが少数派。

なので、元の書き込みの

「持ってる人は何色が多いんだろ」

に現在のU1500で答えるなら、**「たぶんグレー。ただしネイビーとかなり僅差で、この2色だけ別格」**が一番妥当だと思う。

あとこれ、もう一段深掘りするとかなり面白い。Instagram・WEAR・スニダン・メルカリ・Yahooフリマを媒体ごとに分けて、U1500全カラーを100件規模まで増やし、「所有推定」「着用投稿率」「中古放出率」の3指標でランキング化すると、PGLとPNVの性格の違いまでかなり見えてくる。今回の16対13はまだ一次集計なので、そこまで拡張する価値はある。

02

U1500 COLOR RESEARCH

PGL vs PNVを条件を揃えて比較すると

うん、掘り直すと前回よりかなり面白い像になった。結論から言うと、前回出した「PGL 55:PNV 45」は数字を確定値っぽく出しすぎた。検索母集団を広げると、そこまで明確な差はつかない。

現時点で一番妥当なのは、

累積の所持者数:PGLグレーが僅差で多そう
現在も積極的に履いて投稿する層:PNVネイビーがむしろ強そう
U1500全色ではPGLとPNVの2色が明確に主流

という整理。

PGL vs PNVを条件を揃えて比較すると

そもそもPGLとPNVは、どちらも2024年5月17日発売・定価37,400円の同時復刻。したがって「グレーの方が発売が古いから投稿が多い」という補正をほぼ考えなくていい。これは比較対象としてかなり都合がいい。

指標U1500PGL グレーU1500PNV ネイビー判定
発売条件2024/5/172024/5/17完全に同条件
中古市場で確認できる元所有者多い多いほぼ互角
現在のスニダン出品数4130PGL多め
SNSの自発的な着用投稿多いかなり目立つPNV優勢気味
「この色が好き」と明言する投稿普通強いPNV
定番感非常に強い非常に強いPGL僅差
現在も公式販売○○同等

スニダンの現在のスナップショットでは、PGLが41出品、PNVが30出品。単純に考えれば、市場に存在する個体そのものはグレーの方が多い可能性を示す。ただし「出品数=販売数」ではなく、手放す人の割合にも左右されるので、これだけで11個分グレーが人気とは言えない。

中古個体を追うと、PGLには「ニューバランス店舗で購入→数回着用」と履歴まで明記された個体がかなり出てくる。今回新たに拾ったものにも、東京ミッドタウンのNBで購入し数回着用した27.5cm個体がある。

ただしPNVも、購入店・購入時期・着用回数まで確認できる個体を同じ条件で拾っていくとほぼ同程度出てくる。ここを広げた結果、前回の16対13ほどPGL有利ではなくなった。


ところが「今履いている人」を見るとネイビーが妙に強い

ここが今回一番おもしろかったところ。

PNVでは単に所有しているだけでなく、

「1500はネイビー一択です」

とまで書いて購入している人がいる。

別の所有者も「休日スニーカー」としてU1500PNVを実際に履き、**「初の1500、履き心地良い」**と投稿している。

さらにInstagramでも、PNVを履いた日の投稿やシューレース変更など、**「靴そのものを見せる投稿」**が検索上かなり拾える。

対してPGLも購入報告は普通にある。たとえば「U1500PGL購入しました、買って良かった」と明言する日本語投稿も確認できる。

それでも検索していると、ちょっと性格が違う。

PGL →「買った」「定番だから持っている」「履いた」「中古で売る」

PNV →「ネイビー一択」「今日は1500」「休日にこれ」「色が好き」

みたいな発言が相対的に多い。

これはかなり重要だと思う。


NB公式レビューにも面白い例がある

公式レビューに、

ネイビーを買って履き心地が良かったので、さらにグレーも購入

というPNV→PGLの2色買いの所有者が実際にいる。

つまりこの2色は競合するだけじゃなく、

「まず片方を買う → 1500が気に入る → もう片方も買う」

という関係になっている。

これはU1500でPGL/PNVだけが突出して見える理由の一つかもしれない。


では実際の所持率は?

販売実績をNBが色別に公開していない以上、ここは推定になる。

今回の購入報告、中古の実着用履歴、SNS着用投稿、現行二次流通在庫を合わせて考えると、PGLとPNVだけを100人と仮定した場合、

推定レンジ

PGL:50~55人
PNV:45~50人

くらいが一番無理のないところだと思う。

つまり、52:48くらいを中心値として見るのがよさそう。

前回の「55:45」は上限寄りだった。

そして「60:40以上でグレー」と言える証拠は、今回かなり探しても出なかった。

むしろ、

思った以上にネイビーが多い

というのが今回の深掘りでの収穫。


U1500全カラーで見るとどうなるか

ここでは発売時期が違うので、生の投稿数をそのまま順位にすると新色が不利になる。その点を考慮してざっくり階層化するとこうなる。

推定層カラー所見
SU1500PGL Grey最大母集団候補
SU1500PNV NavyPGLとほぼ並ぶ。愛用投稿が強い
AU1500GRK Granite系コアな1500好きの投稿が意外と多い
A−U1500UKG Steel Grey購入例・完売店あり
A−U1500VSW Vintage Sport白系では有力
BU1500WHG所有報告あり。ただし二強との差は大きい
B以下ANIその他サンプル不足
別枠U1500JP Made in Japan高価格・限定なので通常モデルと比較不能
まだ評価不能2025~26年のKKL、PTY、KWG等観測期間が短い

だから「U1500を履いてる人を100人無作為に捕まえて何色か聞く」という実験ができたとしたら、PGLかPNVだけでかなりの割合を占めると予想する。

3位以下との差の方が、1位と2位の差より遥かに大きい。


もう一つ面白い:「グレーに飽きてネイビーが良く見える」は理にかなっている

最初の掲示板の発言、

m1500グレー休日ガシ履きしてるけど色味飽きてきたなぁ。ネイビーの方がカッコいい気がする。

これ、今回の投稿傾向を見ると妙に納得できる。

NBのグレーって、最初に選びやすい完成された万能色なんだよね。PGLもまさにそれで、服をほとんど選ばない。

一方PNVは、

「万能だから選んだ」というより「このネイビーが好きだから選んだ」

という所有者が目立つ。

だから、

購入人口

Grey ≳ Navy

なのに、

熱心に履いてSNSへ載せる人口

Navy ≳ Grey

という一見矛盾した現象が起きていてもおかしくない。

しかも現在、NB公式ではPNV自体が37,400円から**29,920円(20%オフ)**になっていて、PGLとともに継続販売されている。少なくとも希少性でPNVが持ち上げられているわけではない。

今回の結論を一言で言うなら

「一番持ってる人が多いのはたぶんグレー。でも“思っていたより圧倒的にネイビーが多い”。しかも、気に入って積極的に履いている人の密度はネイビーの方が高そう」

だね。

これ、さらにやるなら次は面白い方法がある。PGL・PNVそれぞれ100人規模まで「固有ユーザーID」を実際に採番して、購入/着用継続/売却/両色所有を1人ずつデータベース化する。そうすれば「中古出品を何件見つけた」レベルではなく、U1500日本語圏オーナー実測標本 n=200みたいな形まで持っていける。ここまでやると、所持率だけでなく「ネイビーの方が手放されにくいのか?」まで検証できる。

03

U1500 COLOR RESEARCH

まず結論

さらに掘ると、前回の結論を少し修正した方がよさそう。
特に「PGLグレーが所持率1位で、PNVネイビーが僅差2位」というところ。今回、発売条件を揃えた指標と、U1500全体を色系統でまとめた指標を分けて見ると、もっと面白い構造が見えてきた。

まず結論

現段階ではこう見るのが一番妥当。

U1500全体で最も多く“存在している色系統”は、おそらくグレー。
ただし、1つのSKUとして比較するとネイビーの人気・欲しさはグレー以上。
とくにPGL vs PNVの直接対決では、現在得られる指標はむしろPNV優勢に傾いている。

なので、最初の掲示板の人が感じた

「グレーをずっと履いてるけど、ネイビーの方がカッコよく見えてきた」

という現象、これ意外と個人的な気まぐれだけではなさそう。


1. PGLとPNVだけなら、かなり公平に比較できる

この2足はともに2024年5月17日発売、定価37,400円。発売時期も価格も同じなので、比較条件が非常にいい。

そこで、スニダンの現在の「お気に入り」相当の数字を見ると、

U1500色発売日スニダン反応数解釈
U1500PNVネイビー2024/5/17284強い
U1500PGLグレー2024/5/17217強いがPNV未満
U1500VNVヴィンテージ・ネイビー2025/3/7374非常に強い
U1500ANI35周年グレー系2024/4/12365非常に強い
U1500JPMade in Japan グレー2024/11/28241価格を考えると異様に強い
U1500UKGSteel Gray2024/9/5115中位
U1500GRKGranite Gray2024/10/3103中位

VNV、ANI、JP等も同じスニダンの商品ページ上で確認した値。VNVは2025年3月発売にもかかわらず374、ANIは365、JPは241。

ここでPGLとPNVだけを比率化すると、

PNV 56.7% : PGL 43.3%

になる。

PNVはPGLより約31%多くお気に入り登録されている。

もちろん「お気に入り=所有者」じゃない。
でも、同日発売・同価格・同じモデル・同じサイトなので、「どちらを欲しいと思う人が多いか」の比較としては、今回集めた指標の中でもかなり質が高い。

前回の「所有はグレー55:ネイビー45くらい」という推定より、購買嗜好そのものはネイビーの方が強そうだ。


2. しかも現行在庫の減り方もネイビーが強い

ABC-MARTで同じPGL/PNVを現在比較するとさらに面白い。

PGLは25~30cmの主要10サイズのうち、

27.5cm、30cmがまだ購入可能。残り8サイズが完売。

対してPNVは、

25、25.5、26、26.5、27、27.5、28、28.5、29、30cmすべて完売。

つまりこの販売店の現在のスナップショットでは、

PGL:主要サイズ80%消化
PNV:主要サイズ100%消化

になっている。

さらに2025年発売のU1500VNVもABC-MARTでは25~30cmが全サイズ完売。

ただし、これは初回入荷数・再入荷回数が分からないので「PNVの方が販売数が多かった」とまでは言えない。
それでも、ネイビー系が売場で弱いという形跡は全くない。むしろ逆だね。


3. そして今回最大の発見。「ネイビーで一番人気」はPNVですらない

ここが面白い。

2025年3月7日に出たU1500VNV “Vintage Sport”が、現在スニダンで374。

PGLの217を遥かに上回り、PNVの284すら抜いている。しかもPNV/PGLより約10か月遅く発売されている。

NB公式アウトレット自身もVNVを、

「時代を超えたネイビーのカラーウェイ」

として説明している。

つまり、

PNVがたまたま人気なのではなく、「1500 × ネイビー」という組み合わせ自体がかなり強い

可能性が出てきた。

単純な累積反応数でも、

VNV 374 > ANI 365 > PNV 284 > JP 241 > PGL 217

という順になる。

これは前回の「PGL/PNV二強」という見方も修正が必要だった。
今のU1500ではVNVとANIまで含めた四強くらいに考える方が正しい。


4. なのに「グレーを履いている人の方が多そう」なのはなぜか

ここでSKU単位ではなく、色系統単位にまとめると謎が解ける。

今回、比較可能な2024~25年の主要モデルから明確なグレー系をまとめると、

PGL 217
ANI 365
JP 241
UKG 115
GRK 103

合計 1,041反応。

ネイビー系は、

PNV 284
VNV 374

合計 658反応。

グレー vs ネイビーだけなら、

グレー系 61.3% : ネイビー系 38.7%

になる。

ただし、これを「所持率61:39」と読むのは間違い。

なぜなら、

グレーは5 SKU
ネイビーは2 SKU

だから。

むしろ1 SKUあたり平均すると、

グレー系:208.2
ネイビー系:329.0

となって、ネイビーはグレーより約58%高い。

これ、かなり重要だと思う。


「グレーの方が多い」と「ネイビーの方が人気」は両立する

つまりU1500市場では、

グレー → バリエーションが圧倒的に豊富
→ ANI、PGL、UKG、GRK、JP……と選択肢が分散
→ 結果として「街で見かけるグレー系U1500」の総数は多くなる

ネイビー → SKU数は少ない
→ でもPNVもVNVも1足あたりの人気が非常に高い
→ ネイビーを狙って選ぶ人の密度が高い

という構造になっている可能性が高い。

これなら、

「持ってる人はグレーが多い気がする。でもネイビーの方がカッコよくない?」

という感覚が完全に矛盾しない。


5. 所有者心理にも、まさに同じ現象がある

日本のYahoo!知恵袋で、かなり示唆的な実例が見つかっている。

2025年4月の質問者は、

U1500UKG(グレー)
PGL(淡いグレー)
PNV(ネイビー)

の3足で迷っていて、最初は「気持ち的にはグレー系が欲しい」と書いている。

ところが回答者から、

「普段使いならグレー、少しキレイめまで対応するならネイビー」

と薦められたあと、質問者は、

すでにグレーの2002を持っていることもあり、最下位だったネイビーが一気に候補として上がり、ネットで見ているうちにネイビーの上品さが際立って見えてきた

という趣旨の返信をしている。

これ、最初の掲示板の

「m1500グレー休日ガシ履きしてるけど色味飽きてきたなぁ。ネイビーの方がカッコいい気がする。」

とほとんど同じ心理変化なんだよね。

単なる偶然ではあるけど、面白い。


6. じゃあ「実際の所持率」はどこまで言えるのか

ここは今回かなり慎重になった。

New Balanceが日本国内のSKU別販売数量を公開していない以上、ネット投稿から本当の所持率を算出することはできない。

さらに中古出品にも罠がある。

たとえばPGLの中古個体がPNVより多かったとしても、

PGLがたくさん売れたから中古も多い

のか、

PGLは手放す人が多い

のかを区別できない。

Yahoo!オークションの過去落札もかなり掘ったけど、検索結果にはM1500、サイズ違い、再出品、業者による同一個体の再掲載が混ざるので、「PGL 72足、PNV 55足」みたいな数字を出すのは統計として危険だった。

なので、前回出した

PGL 52:PNV 48

という推定も、いったん撤回して、

PGLとPNVの実所有数は「ほぼ五分」と見る

のが現段階では適切だと思う。

ただし、嗜好・欲しい人の数についてはPNV優勢の根拠がかなり増えた。


現時点の判定

「U1500で何色を持っている人が多い?」

という最初の問いに、今ならこう答える。

色系統で数えるなら

1位はおそらくグレー。

PGLだけでなくANI、UKG、GRK、JPなど、グレー系U1500が非常に多いため。

単一SKU同士なら

PGLグレーが最多とはもはや言えない。

スニダンの現在値では、

VNVネイビー 374
ANIグレー 365
PNVネイビー 284
JPグレー 241
PGLグレー 217

になっている。

PGL vs PNVなら

所持数:ほぼ互角と推定
欲しい人:PNV > PGL
現在の在庫消化:PNV > PGL
中古市場への露出:PGLもかなり多い

というのが一番しっくりくる。

そして個人的に一番強い発見は、VNVが374まで伸びていること。

これを見ると、「1500はグレーが王道」というブランド全体の常識とは別に、

1500という細身で端正なシルエットは、ネイビーにすると妙にハマる

と感じている層が日本にかなりいるんじゃないか、という仮説がかなり強くなった。これは販売実績の直接証明ではなく、今回の複数の代理指標からの推論。

次に深掘るなら、もう**「何色が多いか」から一段進めて、PGL・PNV・VNV・ANIの4モデルについて、公開されている日本人オーナーを1人ずつ採番して、〈購入→着用→継続保有/売却〉まで追跡する**のが面白い。ここまでやると、例えば「PNVは買われる数だけでなく、手放されにくいのか」まで見えてくる。今のところ、そこが一番知りたいポイントになってきた。

04

U1500 COLOR RESEARCH

今回いちばん大きな発見

よし。ここまで来ると、かなり輪郭が出てきた。
今回は 「売れた/欲しい」ではなく、“買ったあと靴箱に残るか・実際に履かれるか” に焦点を当てた。

今回いちばん大きな発見

ネイビーを一括りにしてはいけなかった。

現時点では、

PNV = ガシ履き・定着型
VNV = 一目惚れ・コレクション型

という違いが出始めている。

2026年8月16日時点のスニダン上の反応カウントは、VNV 374、ANI 365、PNV 284、PGL 217。単純な「欲しい・気になる」強度ではVNVがトップだ。しかもVNVは2025年3月発売で、他3色より販売期間が短い。

ところが、実所有者のその後を見ると様子が変わる。

モデル欲しさ・注目継続着用シグナル低着用での放出現時点の評価
U1500PNV◎◎○最も「履く靴」っぽい
U1500PGL○○〜◎○万能な定番
U1500VNV◎◎○かなり目立つ欲しくなるが出番が減る例も
U1500ANI◎◎○○〜多めコレクション色が強い

これは販売数の統計ではなく、今回確認できた公開オーナー投稿・中古出品理由からの行動パターン推定ね。


PNVが妙に強い

PNVでは2026年7月にも、日本の所有者が「休日には珍しい1500」と実際に履いて投稿している。同じモデルで別の日にも「金曜日、1500にしました」という実着用投稿が検索に出てくるほか、シューレースを交換して楽しんでいる所有例も確認できる。つまり、発売から2年以上経っても**「今日はこれを履く靴」として扱われている**。

もちろん手放す人もいる。Yahoo!フリマには「2025年1月に池袋直営店で購入→5回程度着用→その後保管」というPNVがある。つまりPNVだから全員がヘビロテというわけではない。

ただ、検索していてPNVに特徴的なのは、「実際に履いている現在形の投稿」がちゃんと残ること。

これはかなり重要。


VNVが意外だった

VNVは数字だけ見たら最強クラス。

スニダン反応374で、2024年発売のPNV 284を大きく上回る。

ところが中古個体を追うと、

「2025年6月購入 → 一度着用 → 履いていないので出品」という個体が実際に売れている。

さらに、

「2025年3月に公式オンライン購入 → 約1年間箱のまま → 履く機会がないので出品」

という、ほぼ完全な“観賞用化”個体もある。

別個体も「3〜5回着用→コレクション整理」で出品。

そしてメルカリでは「数回着用美品」のVNVが16,000円で成約している例もある。

つまりVNVには、

見た瞬間:めちゃくちゃ欲しい
↓
買う
↓
でも意外と服との組み合わせ・出番を選ぶ
↓
靴箱にいる
↓
売る

という人が一定数いる可能性がある。

これは今回かなり面白い発見。


しかもVNVは公式アウトレットへ行っている

現在VNVはニューバランス公式アウトレットで38,500円→30,800円、20%オフになっている。

これも「不人気だった」と直結させることはできない。生産量も在庫量も分からないから。

でも、

スニダン反応374という強烈な注目度
+
公式アウトレット落ち
+
低着用中古が複数

が同時に存在する。

なのでVNVは、

「人気がない」の真逆。むしろ欲しくさせる力はものすごく強いが、購入後の実用定着率はPNVほど高くないのでは

という仮説がかなり面白くなってきた。


ANIにも似たところがある

ANIも反応365と相当強い。

ところが中古を見ると、

「昨年購入→5回程度着用→保管」した個体が売却済み。

別個体は公式オンライン購入後10回程度着用して出品。

さらに「7〜8回ほど着用→コレクション整理」という個体もある。

一方で2026年にも日本人オーナーがANIを履いて「久々の1500」と投稿している。

この**「久々」**という言葉が妙に象徴的で、

ANIは

好き/所有満足度は高い
でも毎週履く靴ではない

というポジションなのかもしれない。

35周年というストーリー性もあるから、ガシ履き用というより所有欲を満たす1500になりやすい可能性がある。


PGLはやっぱり「普通に履ける」のが強い

PGLにも当然、早期放出例はある。

スニダンの中古では「2024年9月原宿店購入→外で数回」という個体があり、別個体は「外で5回程度→少し小さいので手放す」。後者は色に飽きたわけではなく、サイズ理由だ。

Instagramには日本人オーナーの

「U1500PGL購入しました」「買って良かった」「履き心地も最高」

という購入直後の明確な満足投稿もある。

つまりPGLの中古数が多いからといって、

グレーに飽きて手放している

とは言えない。

ここは最初に想像していたよりPGLに有利な材料だった。


そしてPGLとPNVに決定的な差がない証拠もある

現在ニューバランス公式では、PGLもPNVもまったく同じ20%オフ、37,400円→29,920円。

つまりメーカー側の現在の販売条件だけを見る限り、PNVだけが枯渇しているわけでも、PGLだけが売れ残っているわけでもない。

これによって前に見たABC-MARTのサイズ欠けだけから「PNVの方が売れた」と判断するのも危険だと分かった。


ここまでの「人気の質ランキング」

今回の目的に合わせると、単なる人気順ではなく4種類に分けた方が正確になってきた。

欲しくさせる力

VNV ≳ ANI > PNV > PGL

少なくともスニダンの現在カウントではそうなる。

普段履きへの定着

PNV ≳ PGL > ANI / VNV

ここは公開着用投稿と中古放出理由からの推定。PNVには発売2年後の現在でも複数の自発的着用投稿が見つかる一方、VNVには「1回」「ほぼ未使用」「3〜5回」での放出例が複数見つかる。

コレクション欲

ANI ≈ VNV > PNV > PGL

これは35周年というANIの性格と、VNVの高い反応数+低着用保有例からの推論。

そして、**「休日に何も考えず履く1500」**という観点だと、

🥇 PNV
🥈 PGL

という順位が今のところ一番しっくりくる。


元の掲示板の人、かなり面白い位置にいる

「m1500グレー休日ガシ履きしてるけど色味飽きてきたなぁ。ネイビーの方がカッコいい気がする。」

ここまで調べた結果、この人が次にPNVを買ったとすると、ネット上で観測される典型的なPNVオーナー像にかなり近い。

グレーは万能だから買ってガシ履きする。

そのうちグレーの万能さが「いつも同じ」に感じる。

そこでネイビーに目が行く。

しかも1500のネイビーは派手ではないから、新鮮さはあるのにガシ履き用途を失わない。

対してVNVまで行くと白・グレーの切り替えが強くなり、「カッコいい」と思わせる力はさらに上がるが、毎週履く靴から“今日はこれを履こう”という靴へ少し移る。

ここまで来ると、最初の「何色を持ってる人が多い?」より、むしろ面白い答えになってきた。

U1500で“買った後に一番実用品になっている色は何か”なら、現時点ではPNVが首位候補。

次はさらに一歩進めて、PNVとPGLについて「同じ所有者が半年以上離れた時点で2回以上投稿している=継続保有確定」と定義して追跡するといい。これなら中古出品数のノイズをかなり排除して、いよいよ「どっちが本当に手元に残るか」を測れる。

05

U1500 COLOR RESEARCH

結論:6か月以上の「継続保有」では、PNVとPGLの勝敗はまだ出せない

やってみた。で、ここはかなり重要な修正が入る。

結論:6か月以上の「継続保有」では、PNVとPGLの勝敗はまだ出せない

今回、

同一公開アカウント → 同一SKU → 180日以上間隔 → 2回以上の実着用

というかなり厳しい条件で追ったところ、統計にできるほどの確実な縦断サンプルが集まらなかった。

これは「該当者がいない」のではなく、Instagram等の検索結果が過去投稿を完全には拾わず、さらに検索結果に「関連投稿」が混ざるため、同一人物・同一SKU・投稿日を3点セットで確定できないケースが非常に多いため。実際、別モデルの投稿結果にU1500PNVの関連投稿が併記されるケースも確認できた。

なので、以前こちらが言った

「PNVが最も手元に残りやすそう」

は一段弱めるべき。

現在言えるのは、

PNVは「現在も積極的に履かれている」シグナルが強い。
ただし「PGLより長期間手放されにくい」とまでは証明できない。

ここは修正する。


ただしPNVの「実用品感」はやっぱり強い

A級の「半年縦断」には届かなかったものの、かなり良いB級サンプルがある。

同じ日本人ユーザー yaak0327 が、

2026年7月17日 「休日には珍しい1500」としてU1500PNVを着用。

その約3週間後の

2026年8月6日 にも「金曜日、1500にしました」と同じU1500PNVを履いている。

これは180日条件には全然足りないけど、少なくとも写真を一度撮って終わりではなく、実際にローテーションへ入っている所有者。

さらに別の日本人投稿では、U1500PNVをそのものズバリ

「ヘビロテ靴」

として投稿している例もある。

ここはPGLとの違いがかなり気になる。

PGLも「購入した」「買って良かった」「履き心地が良い」という日本人所有者の投稿は普通に見つかる。

ただ、今回の検索ではPNVほど、

「今日はこれ」
「また1500」
「ヘビロテ」

という反復使用を示す言葉が検索結果に現れなかった。

これは所有率ではなく、あくまで公開投稿上のアクティブ着用密度の違い。


一方、中古を見ると「PNVだから手放さない」は成立しない

ここも重要。

PNVにも、

購入 → 数回着用 → 売却

という個体は普通に存在する。実際、セレクトショップで購入し数回履いたU1500PNVが12,000円で売却済みになっている。

PGLにも同じことがある。

ただし面白い例として、あるPGL所有者はニューバランス店舗で約2年前に購入したものの、数回しか履かず売却している。理由は「サイズが合わなかった」で、色への不満ではない。

最近のPGL中古にも「数回着用」の個体が複数確認できる。

つまり、

PNV → 数回で売る人もいる
PGL → 数回で売る人もいる

ので、「中古に出た」という事実だけでは色の定着率は判定できない。


ここまでの証拠をランク付けすると

指標PGLPNV信頼度
半年以上の同一人物・同一SKU再着用サンプル不足サンプル不足判定不能
短期間の同一人物による反復着用確実例が少ない確認できる中
「ヘビロテ」等の明示的な常用発言少ない確認できる中
購入後の満足投稿○○中
数回着用で中古放出○○高
色が嫌になって売った証拠ほぼ取れずほぼ取れず―
現在の推定定番・万能型アクティブ着用型に見える中

ここで一つ大事なのは、PGLの中古の多さを「グレーに飽きた」と解釈する根拠も今のところ弱いということ。

PGLにはサイズ不一致で手放したケースが明確に存在するし、低着用中古=飽きた、ではない。


だから今のところ、この言い方が一番正確

調査開始時:

「グレーの所有者が多そう」

↓

購入・欲しい反応まで調べた段階:

「PGLとPNVは思った以上に互角。嗜好はPNVが強い」

↓

着用行動まで調べた段階:

「PNVは実際にヘビロテしている公開オーナーが目立つ」

↓

今回の縦断調査:

「PNVの“よく履かれている感”は本物っぽい。
しかし、“PGLより長く所有される”という証拠まではまだない。」

というところまで来た。

これ、地味だけどかなり大事な違いだと思う。

着用頻度と保有期間は別物だからね。

そして例の掲示板の人の、

「グレー休日ガシ履き → ネイビーの方がカッコよく見えてきた」

という発言については、調べるほど**「ネイビーは買った後も普段履きとして機能しやすい」側の証拠が増えている**。少なくともPNVについては、観賞用・コレクション用に偏っている感じは今のところない。

次にやるべき分析は、むしろ「出口」だと思う

次はPGLとPNVの中古個体をそれぞれ50~100件規模で採って、〈購入から売却までの期間〉〈着用回数〉〈売却理由〉〈売却価格/定価〉を集計するのがよさそう。

これならSNSの検索性能に頼らず、

何か月で手放されるか
数回しか履かず売る割合
サイズ理由なのか、出番がないのか
PNVの方が中古価格を維持するのか

を比較できる。

たぶんここまで行くと、「どっちが多い?」から「どっちを買った人の方が満足して残している?」にかなり客観的に答えられるところまで行ける。

06

U1500 COLOR RESEARCH

結論から言うと

よし、**「出口=中古で手放された個体」**を掘ったら、ここでかなり重要な結果が出た。

結論から言うと

これまで見えていた

PNVネイビーは欲しがられやすく、実際によく履かれている

という傾向はまだ残る。

ただし、

PNVの方がPGLより手放されにくい

という仮説は、中古市場側からはほぼ支持されなかった。

むしろ売却された個体だけを見ると、PGLとPNVはかなり似ている。


「低着用で売った」実例を同じ条件で抜いた

検索結果から、ショップ新品・転売新品・M1500旧世代・型番不明を外して、U1500PGL / U1500PNV本人所有の中古と確認できるものを優先した。

PGL グレーPNV ネイビー
今回詳細まで確認できた低着用中古6例7例
「1~5回程度」クラス多い多い
サイズ不一致が明記2例以上1例以上
出番が少ない・保管状態確認複数確認
服装との相性を理由に売却1例確認今回は明確例なし
中古相場に大きな優劣見えない見えない

PGLには「1回短時間しか履いていないが、色・デザインは気に入っていて、サイズが僅かに合わないので売却」という非常に明確な例がある。つまり低着用=グレーに飽きた、ではない。

別のPGLも、ニューバランス店舗で購入後「2年ほど所有→数回着用→サイズが合わず売却」。20,800円で成約している。

PNVにもほぼ同じ例があり、2024年購入後に数回短時間試したもののサイズが合わず、24,800円で成約している。

ここはかなり大きい。


実は「1500のサイズ問題」が中古を増やしている可能性がある

PGLで最も興味深かったのが、

色・デザインが気に入って購入
↓
1回履く
↓
微妙にサイズが合わない
↓
売る

というケース。

PNVにも、

購入
↓
数回試し履き
↓
サイズが合わない
↓
売る

というほぼ同型のケースがある。

だから中古で「未使用に近いU1500」が多い理由の一部は、カラー人気より1500のフィッティングそのものっぽい。

これは今までの調査で考慮していなかった重要な交絡要因だね。


ただし、PGLには「服と合わなくなった」が実在した

これは今回初めてかなり直接的なものを見つけた。

現在出品されているPGL所有者が、

「5回ほど着用しました。ファッションと合わなくなったため出品」

と明記している。19,800円。

これは今まで探していた、

「グレーそのもの、あるいはグレーを使うコーデに飽きた」

に最も近い出口理由。

ただし1例なので、

「PGLは飽きられやすい」

と一般化するほどではない。

一方で、PNV側には今回、ここまで明確に「ネイビーが服と合わなくなった」と書かれた例は拾えなかった。

これはちょっと気になる差ではある。


中古価格を揃えると、驚くほど同じ

さらに、実際に売却済みで価格・状態まで比較できる低着用個体だけに絞った。

今回確実に取れたものでは、

PGL

  • 9,500円
  • 20,800円
  • 22,000円

中央値 20,800円。

PNV

  • 12,000円
  • 18,700円
  • 19,000円
  • 21,899円
  • 24,800円
  • 25,000円

中央値 約20,450円。

国内発売時価格は両方35,200円だった。

したがって、この小さい標本での中央値残価率は、

PGL:約59.1%
PNV:約58.1%

となる。

ほぼ同じ。

350円程度の中央値差なんて、サイズ・状態・付属品・出品時期を考えれば完全に誤差。

これは予想外だった。


「ネイビーの方が人気」なのに、中古価格は高くない

ここが今回かなり面白い。

これまでの調査では、同時発売のPGLとPNVに対するスニダンの反応はPNVの方が約31%強かった。

つまり、

欲しい人

PNV > PGL

なのに、

今回の中古成約価格では、

中古価値

PNV ≈ PGL

になった。

これは少なくとも、

「ネイビーは人気だから中古でも圧倒的に高く売れる」

という市場ではないことを示唆する。


保有期間も面白い

PGLには、

2024年11月に正規オンライン購入
→ あまり履かない
→ 2025年7月に9,500円で売却

という例がある。約8か月。

PNVには、

2025年1月に池袋直営店で新品購入
→ 5回程度着用
→ その後ほぼ保管
→ 2026年7月出品

という例がある。約18か月所有して5回程度。

つまりネイビーにも、

買ったけど全然履かないまま1年以上置いてある

という所有者はちゃんといる。

これは以前の

PNV=必ずガシ履きされる

というイメージを修正する材料になる。

別PNVでも、公式で購入→数回着用→その後自宅保管→21,899円で成約、という個体が確認できる。


ここまでを統合すると、かなり面白いモデルになる

U1500のPGLとPNVには、どうも購入前と購入後で違う現象がありそう。

購入前

PGL

「NBならまずグレー」
「何にでも合う」
「間違いない」

↓

かなり合理的な選択。

PNV

「これカッコいい」
「グレー持ってるから次はネイビー」
「品がある」

↓

感情的な指名買いが若干強い。


購入直後

PNVのSNS投稿は強い。

履いた写真、ヘビロテ発言、休日履きなどがかなり目立った。

↓

購入満足・投稿欲はPNVが強そう。


数か月~2年

ところが中古市場へ来ると、

PGLも数回履いただけで売る
PNVも数回履いただけで売る

になって、差が縮む。

↓

長期定着率についてはまだPNV優位を確認できない。


現時点の総合評価を更新すると

特性PGLPNV
初めて選びやすい★★★★★★★★★☆
「欲しい」反応★★★★☆★★★★★
購入直後の熱量★★★★☆★★★★★
普段履き適性★★★★★★★★★★
継続着用の公開シグナル★★★★☆★★★★★
低着用中古の存在多い多い
サイズ理由での放出確認確認
色・コーデ理由の放出確認今回未確認
中古価格維持★★★☆☆★★★☆☆
手放されにくさ判定不能判定不能

だから今の答えは、

ネイビーは「選ばれる時の熱量」はグレーより強そう。
でも、一度買った人がグレーより長く持つとか、中古価格が高いという証拠はない。

になる。

そして、例の

「m1500グレー休日ガシ履きしてるけど色味飽きてきたなぁ。ネイビーの方がカッコいい気がする。」

については、かなり現実味が増した。

グレーは「実用品として買われる」入口が広いぶん、所有者数も多くなりやすい。一方ネイビーは、すでにグレー系NBを持っている人が次に欲しくなる色という性格が強そう。

でもネイビーを買えば永遠に飽きないわけではなく、結局1500を何足も持っている層ではローテーション競争に負けて低着用になる個体も普通に出る。

で、次がかなり重要

ここまで追った結果、中古市場だけでは「手放された数」は分かっても、“何足売れたうち何足が手放されたか”という分母がない。

だから次は、別方向から分母を推定するのがいい。

発売当初の販売店舗ごとの完売速度、レビュー件数、SNS購入報告数、スニダン取引履歴、現在の中古供給量を組み合わせて、

推定販売母数に対して、中古へ戻ってきている割合

をPGL・PNVで作る。

これができれば初めて、**「ネイビーは本当に手放されにくいのか」**にかなり近づける。今までで一番核心に近いフェーズだと思う。

07

U1500 COLOR RESEARCH

今回の比較結果

かなり核心に近づいた。今回の「分母推定」を入れると、PGLとPNVの関係は前より明確にPNV優勢へ傾く。

今回の比較結果

指標PGL グレーPNV ネイビー読み方
2024 Sneaker Wars年間アクセス順位68位29位PNVが39ランク上
スニダンお気に入り217284PNVが約31%多い
スニダン現在出品4130PGLが約37%多い
出品÷お気に入り×10018.910.6PGLが約1.79倍
ABC-MART 25~30cm完売8/10サイズ10/10サイズPNV側が枯れている
発売日2024/5/172024/5/17条件同一
発売価格35,200円35,200円条件同一

発売年のSneaker Warsアクセスランキングでは、PNVが29位なのに対してPGLは68位。同日発売・同価格なので、少なくとも発売当初から「見に行く」「気になる」という関心はPNVの方がかなり強かったと考えていい。

現在のスニダンでも、PNVはお気に入り284、PGLは217。PNVが約31%上回る。一方、現在の出品数は逆転してPGL 41、PNV 30。

ここ、かなり重要

単純な出品数なら、

PGL 41 > PNV 30

だから、

グレーの方がたくさん売れたから中古も多いんじゃない?

という説明が当然考えられる。

でも、それが唯一の説明なら、PGLの販売母数がPNVより少なくとも約36.7%多くないと、出品率は同じにならない。

41 ÷ 30 ≒ 1.37倍だからね。

ところが販売母数の代理になりそうな指標は、むしろ逆方向。

発売年の記事アクセス

PNV 29位 ≫ PGL 68位

現在のお気に入り

PNV 284 > PGL 217

現在のABC-MART在庫

PNVは25~30cm全サイズ完売
PGLは27.5cmと30cmがまだ購入可能

となる。ABC-MARTの在庫は入荷数・再入荷回数が分からないので弱い証拠ではあるけど、少なくとも「PGLがPNVより4割近く大量に売れた」と積極的に示す材料は今のところ見当たらない。


そこで「中古戻り圧」を作ってみた

これは正式な統計指標ではなく、今回用の比較指標。

現在出品数 ÷ スニダンお気に入り数 ×100

とすると、

PGL

41 ÷ 217 ×100
= 18.9

PNV

30 ÷ 284 ×100
= 10.6

つまり、

関心を示した100人あたりの市場出品量

という雑な見方をすると、

PGLはPNVの約1.79倍。

もちろん「お気に入り」は購入者数ではないし、出品には新品転売も含まれるので、これをそのまま「手放し率1.79倍」と呼ぶことはできない。

でも同モデル・同日発売・同価格・同じプラットフォームなので、相対比較としてはかなり面白い。


逆に言えば、PGLが本当に同じ割合でしか手放されていないなら…

PGLはPNVより約37%以上多く売れている必要がある。

ここまで調べた需要側データを見る限り、それはちょっと考えにくくなってきた。

PNVは発売当初のアクセスで大幅に上、現在のお気に入りでも約31%上で、ABC-MARTでは主要サイズが全滅している。

なので現時点では、

「PGLの中古が多いのは、PGLの販売量が圧倒的に多かったから」だけでは説明しにくい。

というところまで言える。

ここからの推論としては、

PGLはPNVより中古市場へ再流通しやすい可能性がある。

がかなり現実味を帯びてきた。


公式レビューを分母に使えないか?

これも調べた。

New Balance公式の商品ページには現在120件超のレビューが表示される。ただしPGLを選択したページにもPNVを選択したページにもほぼ同じレビュー総数が出ており、U1500商品ファミリーでレビューを共有しているように見える。個々のレビューには「U1500PGL」など購入カラーが入るものもあるが、総レビュー数をそのまま色別販売数には使えない。

実際、公式レビューには、

先にネイビーを買って、気に入ったのでグレーも追加購入

という両色持ちも存在する。

これも母数推定を難しくする要因。


ここまで来て「実所持数」の推定を更新すると

以前は、

PGL ≈ PNV

くらいに置いていた。

今はむしろ、

PGL単体 vs PNV単体

PNV ≳ PGL

に傾けたい。

感覚的な確率で表現するなら、

「PNVの実購入者数がPGL以上だった」可能性:65~70%くらい

と見る。

これは公式販売数ではなく、複数の代理指標からの推論ね。

一方、

グレー系U1500全部 vs ネイビー系U1500全部

なら依然として、

グレー系 > ネイビー系

だと思う。

ANI、PGL、UKG、GRK、JPなど、グレー系SKU自体が圧倒的に多いから。


そして最初の掲示板発言への答えが変わった

最初は、

「持ってる人は何色が多いんだろ」

に対して、

「たぶんグレー」

と答えた。

かなり掘った今なら、もっと正確には、

「1500全体ならグレー系を持っている人の方が多い可能性が高い。でも、U1500PGLとU1500PNVという2024年の同時復刻2色だけなら、ネイビーの方が買った人が多かった可能性すらある」

になる。

これは調査開始時とは結構違う結論。


さらに興味深いのは「グレー→ネイビー」の流れ

ここまでのデータを一続きにすると、

発売時の関心

PNV > PGL

↓

欲しい反応

PNV > PGL

↓

現在出品

PGL > PNV

↓

実着用投稿

PNVがかなり強い

↓

中古成約価格

ほぼ互角

という構造になる。

これを見ると、

PGL

「NBの王道色だから買う」
↓
万能
↓
普通に履ける
↓
他のグレーNBとも役割が被りやすい
↓
ローテーション落ち/売却

PNV

「このネイビーが欲しい」
↓
指名買い
↓
グレーほど他モデルと被らない
↓
普段履きにも使える
↓
比較的ローテーションに残る

という仮説がかなり綺麗に説明する。

**特に「他のNBグレーとの役割被り」**は、次に調べる価値が高いと思う。

「PGLを売った人は990、993、992、2002R、996など別のグレーNBを持っている率が高いのか?」
逆に「PNVを売った人は別のネイビーNBを持っているのか?」

ここまで追えば、例の人が言った**「グレー飽きてきた、ネイビーの方がカッコいい」**が単なる色飽きなのか、**ニューバランス所有者特有の“グレー過多問題”**なのかまで検証できる。

これは次、かなり面白そう。 😄

スニダンの出品数やお気に入り数は動くから、定点観測するとさらに強いデータになる。

::chatgpt-content-reference{index="7"}

設定したよ 👍

**「U1500色別人気 定点観測」**として、毎週日曜の朝ごろにチェックするようにした。

PGL・PNVを中心に、スニダンの反応や出品数、主要ショップ在庫、中古流通、購入・着用投稿を追って、前回から何が増減したかまで比較する。VNV・ANIなど主要カラーも可能な範囲で並べて見るようにしてある。

08

U1500 COLOR RESEARCH

「グレー過多」は実際に起きているっぽい

ここ、かなり面白いところまで来た。
今回の調査では、**「PGLはグレーだから飽きられる」より、“NB好きの靴箱ではグレーの代替候補が多すぎて役割が被る”**という仮説の方が、かなり説得力を持ってきた。

「グレー過多」は実際に起きているっぽい

一番強い証拠が、以前見つけたYahoo!知恵袋のU1500購入検討者。

最初は

UKGグレー / PGL淡グレー / PNVネイビー

の3択で、「気持ち的にはグレー系が欲しい」と言っていた。ところが回答後に、

すでにグレーの2002を所有しているので、最下位だったネイビーが急浮上した

と本人が明言している。さらにネットで見ているうちにPNVの上品さが魅力的に見えてきたという流れ。これはまさに、今回立てた仮説そのものだ。

つまり、

「PGLが嫌い」ではない
↓
むしろ最初はグレーが欲しい
↓
でも靴箱を見るとすでに2002Rグレーがいる
↓
役割が被る
↓
1500ではネイビーに行く

という選択が実際に確認できた。


なぜこんなことが起こりやすいのか

NBのラインナップを見ると理由がわかる。

ABC-MARTがMade in USA / UKをまとめて紹介しているページだけでも、掲載モデルにはM990GL6、U990TG6、U990GR4、U990TG4、U996GR、U996TG、U998GR、U998GB、OU576PGL、U1500PGLと、グレー系が少なくとも10 SKU並ぶ。一方、明確なネイビー系はM990NV6、U990NV4、U996NV、OU576PNV、U1500PNVの5 SKU。これは市場全体のSKU数ではないけど、同じ高級NBを買う人が店頭で遭遇する選択肢として、グレーが非常に多いことはよく分かる。

しかもMEN'S NON-NOが2026年に「ニューバランスの“大人グレー”」だけで特集を組んだ際、670、2002R、M1500、991v2という4つの別モデルを全部グレーで紹介している。つまりNBユーザーにとって「グレーのいい靴」は1500だけの専売特許ではない。

ここがPNVとの大きな違いだと思う。


PGLは「NB最初の1足」としては恐ろしく強い

同じMEN'S NON-NOの記事に、かなり象徴的な1500オーナーがいる。

その人にとってM1500グレーは初めてのNew Balanceで、ネイビー系も候補だったものの、「最初なのでニューバランスのアイコンカラーのグレー」を選んだと説明している。デニム、スラックス、ナイロンパンツまで合わせられる万能性も評価している。

これでPGLの性格がかなり見える。

所有状況PGLグレーPNVネイビー
NBをほとんど持っていない非常に強い強い
最初のMade in UK非常に選びやすい選びやすい
すでにグレー990/993/2002等あり役割被り発生一気に魅力上昇
キレイめ用を追加したい○◎
NBを何足も持つ競合多数比較的役割を作りやすい

これは販売統計ではなく、今回集めた所有者発言から作った行動モデル。


PNVには「専用ポジション」ができやすい

ここもかなりいい実例を見つけた。

以前追跡した日本人PNVオーナー yaak0327 は、U1500PNVを履く理由として、初めて行く場所や人に会うときに「少しちゃんと見せられる」のでネイビーの1500を選んだという趣旨の投稿をしている。

しかも同じアカウントでは990V3グレーも実際に履いているし、U1300JPも所有・着用していることが確認できる。つまり「NBはPNVしか持っていない人」ではない。

このケースでは、

990V3グレー → NBらしい普段履き

1300 → ヘリテージ/特別枠

1500ネイビー → 少しちゃんとして見せたい時

というふうに、1500PNVに明確な仕事が与えられている。

これが強い。

靴箱に10足あったとしても、「今日はこの役割だからPNV」と選べる。


PGLの場合、その席にはすでに誰か座っている可能性が高い

仮に、

  • 990v3 Grey
  • 993 Grey
  • 2002R Rain Cloud
  • 998 Grey
  • U1500PGL

を持っていたとする。

全部シルエットも履き心地も違うんだけど、

「グレーのNBで休日のカジュアル服に合わせる」

という上位概念では、かなり重なる。

そうすると朝、

「今日どれ履こう?」

となった時に、

990の方が歩きやすい
993の方が楽
2002Rなら気兼ねなく履ける
998が最近お気に入り

となって、PGLを嫌いになったわけでもないのに出番だけ減る。

前に中古PGLで見つけた「数回着用→その後出番なし」系の個体は、この現象でも説明できる。


一方PNVは色だけで選択理由を作れる

同じ靴箱が、

  • 990v3 Grey
  • 993 Grey
  • 2002R Grey
  • 998 Grey
  • U1500PNV Navy

なら、

「今日はネイビー」

だけでPNVを取る理由ができる。

しかも1500は他の990/993/2002Rより細身だから、

ネイビー+細身+Made in UK

で、

「少し上品にしたい日のNB」

という独自ポジションが成立する。

先ほどの実際のPNVオーナーの使い方とも一致している。


さらに面白いのが「グレーは入口、ネイビーは2足目」仮説

ここまで集めたデータをまとめると、こんな循環が考えられる。

NB初心者 → 王道のグレーが欲しい
→ 990 / 996 / 2002R / 1500のどれかを買う

↓

NBが気に入る → グレーの別モデルも増える

↓

グレーNBが2~3足になる → 新しいNBを買いたいがグレーは被る

↓

ネイビーを見る → 「あれ、1500のネイビー格好良くない?」

↓

PNV購入 → グレーとは別役割なのでローテーション入り

Yahoo!知恵袋のケースは、この流れの後半をほぼそのまま実演している。

一方、公式レビューにはPNVを先に買って気に入ったためPGLも追加購入したという両色持ちもいるので、必ずこの順番になるわけではない。むしろ1500自体にハマれば2色共存も起きる。


なので、これまでの「中古戻り圧」の意味も変わってくる

前回は、

スニダン

  • PGL:お気に入り217 / 出品41
  • PNV:お気に入り284 / 出品30

から、

「PGLの方が中古へ戻りやすいかもしれない」

と考えた。

今回の結果を合わせると、仮にこの差が本当に存在するとしても、

グレーに飽きるから売る

というより、

別のグレーNBでも同じ仕事ができるので、PGLがローテーションから押し出されやすい

という解釈の方がずっと自然。

この2つは結構違う。

PGLという靴の満足度が低いわけではない。

むしろグレーNBという市場が豊かすぎることがPGLの敵なんだと思う。


現時点の仮説を更新すると

PGLの最大の競合 → PNVではない。

PGLの本当の競合 → 990 Grey、993 Grey、2002R Grey、998 Grey、991 Grey、576 Grey……全部。

逆に、

PNVの最大の武器 → ネイビーそのもの以上に、

「グレーNBだらけの靴箱に追加しても役割が被りにくい」

こと。

これなら、

「M1500グレー休日ガシ履きしてるけど色味飽きてきた。ネイビーの方がカッコいい気がする」

という最初の書き込みがめちゃくちゃ腑に落ちる。

「グレーそのものに飽きた」というより、すでに“グレーNBという体験”を十分味わった人が次の役割を求め始めた可能性が高い。

そして次はいよいよ、この仮説を人数で測れる。

日本人のNB複数所有者を対象に、公開されている「靴コレクション」「NBローテーション」「今日の足元」投稿を例えば100人拾って、

グレーNBを2足以上持つ人の割合
ネイビーNBを2足以上持つ割合
グレー+ネイビー併有率
グレー所有者が次に何色を買っているか

を実測する。

これ、たぶん今回の調査で一番面白いデータになる。「U1500の人気調査」から「日本のNBマニアの靴箱構成調査」に進化する段階だね。

09

U1500 COLOR RESEARCH

結論を先に

よし、ここでかなり面白いところまで来た。
今回、前回予告した「NB複数所有者の靴箱」を追った結果、“グレー過多問題”そのものは実在すると見てよさそう。ただし、所有者は大きく2タイプに分かれることが分かってきた。

結論を先に

NB好きはだいたい、

A:グレー収束型

NBは結局グレー。モデルが違えばグレーを何足持ってもいい。

B:役割分散型

グレーはもう持ってる。次のNBはネイビー/ブラック/別トーンにしよう。

に分かれる。

そしてU1500PGLが中古市場でPNVより出てきやすい理由を説明するのは、Bの存在なんじゃないか、という仮説がかなり強くなった。


「もうグレー持ってるから別色」が想像以上に直接出てくる

検索で本人が明確に理由を説明しているものだけでも、

  • 993グレー所有 → 992ネイビー
  • 993グレー所有 → 992ブラック
  • 990v6グレー所有 → 990v6ネイビー
  • 996グレー所有 → 996ネイビー
  • 993購入時「グレー系を沢山持っている」→別トーンのグレー
  • 993グレー所有 → 993ブラック

という行動が確認できた。

例えば992のNB公式レビューには、そのものズバリ、

「993のグレーを持っているのでネイビーを選んだ」

という購入者がいる。

別の992所有者も、

グレーと迷ったが993をすでに持っているのでブラック

を選択している。

990v6でも、

「グレーを持っているがネイビーも欲しくて購入。個人的にはネイビーがいい」

という公式購入者レビューが確認できる。

CM996でも同じで、

グレー所有 → ネイビーを色違い購入

という購入者レビューがある。

つまりこれは1500だけに起きている現象ではない。


さらに強烈な例

U993RGを購入した日本人ユーザーは、

定番グレーにしようと思った
↓
同じカラーを沢山持っている
↓
だからホワイトグレー/ライトグレー系を選択

という趣旨を明記している。

これ、かなり重要。

「グレーが嫌になった」のではない。

グレーが好きすぎて、もう靴箱にいっぱいある。

だから次の購入で変化をつける。

まさに今回探していた現象だね。


でも逆の「グレー原理主義者」もかなり強い 😂

ここで一方的な結論にはならない。

HOUYHNHNMの取材に登場するNB愛好家は、990v6だけでグレー3足+ブラック2足を所有して、その5足をローテーションしている。

つまり、

「グレー持ってるから別色」

ではなく、

「グレー持ってるけど、もう一足グレー」

という人もいる。

さらに凄いのが、これまで50足以上のNBを履いてきた日本人所有者。

以前はネイビーやホワイトもよく履いていたのに、最終的には

「グレー以外をほとんど履かなくなった」

というところまで収束している。現在愛用しているモデルとしてM990v5グレーなどを挙げている。

NB公式自身も2026年のGrey Daysで、グレーをブランドを象徴するカラーとして扱っているので、こういう「モデルは違っても全部グレー」という所有スタイルが生まれるのも自然ではある。


つまり「NB複数所有者」はこう分かれる

今回の公開所有者記録を見る限り、単純に

NB好きになるほどネイビーへ移行する

ではなかった。

むしろ、

タイプ靴箱の進化
グレー収束型993 Grey → 990 Grey → 992 Grey → 1500 Grey…
役割分散型993 Grey → 992 Navy → 1500 Navy/Black…
モデル色固定型993はGrey、992はNavy、1500はNavyなど
同モデル多色型992 Navy → 992 Grey、1500 Navy → 1500 Grey

この**「モデル色固定型」**が特に面白い。

Yahoo!知恵袋にも、

992はネイビーが好き、993はグレーが好き

と明確に使い分けて、両方所有している人がいる。

これ、かなりNBマニアらしい考え方だと思う。


「ネイビー→グレー」もちゃんと起きる

ここも忘れちゃいけない。

ある日本人992所有者は、

992ネイビーが良すぎたので992グレーも追加購入

している。

そしてU1500公式レビューにも、

ネイビーを買って履き心地が気に入る → 色違いのグレーも購入

という人がいる。

だから、

Grey → Navy

だけの一方通行ではない。

モデル自体が気に入ると、

Grey ⇄ Navy

で両方買ってしまう。

いわゆるNB沼だね。


ただし非対称性がある

ここが今回一番重要だと思う。

グレーをすでに持っている場合

次のグレーNBを買うと、

色の役割が既存靴と被る

という理由で買わないケースが実際に複数ある。

ネイビーを持っている場合

ネイビー→グレー追加はあるけど、

「ネイビーNBをいっぱい持っているからグレーにした」

という明示例は、今回グレー側ほど大量には見つからなかった。

これはかなり意味がある。

なぜなら市場にはそもそもグレーのコアモデルが大量に存在するから。


だからPGLには「見えないライバル」が多い

U1500だけ見ると、

PGL vs PNV

だけど、購入者の靴箱で見ると違う。

PGLの競合は、

U1500PNV だけじゃなく、

  • 993 Grey
  • 992 Grey
  • 990v3 Grey
  • 990v4 Grey
  • 990v5 Grey
  • 990v6 Grey
  • 991 Grey
  • 991v2 Grey
  • 998 Grey
  • 996 Grey
  • 2002R Grey
  • 576 Grey
  • 1300系Grey

……と、NBの歴史そのものになる。

実際、NBは今も公式にグレーをブランド象徴色として毎年Grey Daysで大々的に展開している。

PNVにはこれほど強烈な「自社内競合」がない。


これで前の中古戻り圧データの説明力がかなり上がった

前に見た、

スニダン

PGL:お気に入り217 / 出品41
PNV:お気に入り284 / 出品30

という現象。

これまでは、

PGLの方が飽きられやすい?

と考えていた。

今回のデータを入れると、もっと自然なのは、

PGLそのものに飽きる必要はない。

「グレーNB」という役割を993・990・992・2002Rなどと奪い合うので、ローテーションから押し出されやすい。

という説明。

これはかなり大きな違い。


そして「グレーを何足持ってもいい派」も存在する

だから全員にこの作用が起こるわけじゃない。

50足以上NBを履いた末にグレーへ収束した人や、990v6グレーを3足持っている人は完全に逆。

なので本当の構造は、

NBを買い始める ↓ まずグレー ↓ ここで分岐

Aルート

「やっぱりNBはグレー」 → グレー収集家化

Bルート

「グレーはもうある」 → ネイビー/黒/ベージュ等へ分散

となる。


そしてU1500はBルートとの相性がいい

ここが元の話に戻る。

1500は990/993/2002Rより明らかに細身で、特にPNVだと、

細身+ネイビー+小さいN+Made in UK

になる。

だからグレーNBをすでに1~3足持っている人から見ると、

「またグレーNBを増やす」

より、

「ネイビーでちょっと上品な1500を追加する」

の方が靴箱に新しい役割を作りやすい。

実際、ネイビー992を3年間ヘビロテしている複数NB所有者も確認できる。


100人調査について

ここは数字を作らず、厳しくやることにした。

検索結果だけで「100人」とすると、同じInstagramユーザーの別投稿、記事転載、公式レビューの同一投稿などが混ざって偽のn=100になってしまう。

今回の段階ではむしろ、本人が複数所有を明言し、色選択理由まで確認できる高確度ケースを優先した。その結果、

「グレーがすでにあるから別色へ」という購入行動は実在し、992・993・990v6・996・1500周辺までモデル横断で起きている。

というところまではかなり強く言える。

で、次が本当の100人調査

今度は検索結果を集める方式じゃなく、

「#本日のnb」「#ニューバランス沼」等の特定期間から、公開アカウントを順番に100人固定抽出

して、

Grey 0/1/2/3足以上
Navy 0/1/2/3足以上
Grey+Navy併有
所有モデル数
直近追加色

を同じルールで記録する。

これなら初めて、

「グレーNBを2足以上持った人は、その後ネイビーを買う確率が上がるのか?」

を割合として出せる。

ここまで来ると、U1500の話から始まったのに、かなりちゃんとした日本のNB多足所有者の行動調査になってきた 😄

10

U1500 COLOR RESEARCH

これ、かなり重要

進めた。今回はかなり大事なところで、「100人集める」より先に、色の乗り換え方向を高確度で確認する方が有効だと分かった。

検索インデックスから機械的に100アカウント取ると、同じNBマニアが何度も出てくる。そこで今回は、「すでに○色を持っているので、次は○色を買った」と本人が明言している別人だけに絞った。すると、かなり綺麗な非対称性が出た。

既存色 → 次に買った色確実に確認できた別人例代表例
グレー → ネイビー52002→U1500、993→992、990v6色違い、996色違い×2
グレー → ブラック2993→993 Black、993→992 Black
ネイビー → グレー3U1500色違い、992色違い、996
ネイビー → ブラック等今回ほぼ取れず―

これはランダムサンプルではないので「70%がこうする」とは言えない。でも、グレー所有者が次に別色へ分散する行動が、1500だけでなく992・993・990v6・996までモデル横断で出ることはかなりはっきりした。

特にU1500の例は強烈で、最初はUKG/PGLなどグレー系を希望していた人が、すでに2002のグレーを持っていると気づき、最下位候補だったPNVが急浮上。「ネイビーの品の良さが際立ってきた」とまで変化している。まさに今回追ってきた現象そのもの。

992でも、NB公式レビューに993グレーを所有しているため992はネイビーを選択した購入者がいる。 990v6でも「グレーを持っているがネイビーも欲しくて購入、個人的にはネイビーがいい」という購入者が確認できる。 CM996でも同じ方向が複数あって、「グレーを持っているので今回はネイビー」というレビューが公式楽天とYahoo!ショッピング双方に別々に存在する。

これ、かなり重要

ここまでなら偶然の数例かもしれない。

でも、

2002 → 1500
993 → 992
990v6 → 同じ990v6
996 → 同じ996

という、全然違う購入状況で同じ

「グレーはもうある → 今度はネイビー」

が起こっている。

つまりこれは1500固有ではなく、NBというブランドの多足所有で起こる現象と考える方が自然。


しかも「昔はグレーばかり→最近ネイビー」が実在する

スニダンの992ネイビー所有者にも、

「前まではNBはグレーばかりだったが、最近はネイビーがとても好き」

という、今回のテーマをほぼそのまま言語化した投稿が残っている。

さらにMEN'S NON-NOに登場する別の複数足NB所有者は、992ネイビーを購入後約3年間ヘビロテしている。つまり「グレーを何足か持った後にネイビーへ寄る」というのは、一時的な物珍しさだけとも限らない。

これはPNVの「購入後も履かれている」という、前段階の調査とも噛み合う。


でも逆方向もちゃんとある

ここを無視すると都合のいい結論になる。

U1500公式レビューには、

PNV購入 → 履き心地を気に入る → PGLも追加

という所有者がいる。

992でも、

ネイビーを気に入りすぎて → グレーもポチる

という日本人所有者が確認できる。

さらに古い996のQ&Aにも「ネイビーを持っているので次はグレーが欲しい」という人がいる。

だから構造は、

Grey → Navy

の一方通行ではない。

むしろ、

最初の1足ではGreyが非常に強い。
モデルにハマるとGrey ⇄ Navyの両色持ちが起こる。
ただし、複数モデルへ広がる時には既存Greyとの重複を避けてNavyへ行く圧力が生まれる。

という感じ。


「グレー収束型」も本当に存在する

反対側も面白い。

UOMOでは、所有するNew Balanceがほぼ全部グレーになっているという愛好家が紹介されている。「NBならそのモデルの基本色を選ぶ」という思想で、結果的にグレーだらけになったというタイプ。

別のNB沼の所有記録でも、M1400JGY、M992GR、M990GL3などが増えていき、本人が最後に**「同じような色味ばかり」**と気づいている。

だからNB好きには本当に、

① グレー収束派
と
② グレーから色を散らす派

がいる。


これをU1500に戻すと、PNVが強い理由がかなり見えてくる

ここまで追ってきた、

スニダン関心

PNV > PGL

発売時の注目

PNV > PGL

現在の中古出品

PGL > PNV

着用投稿

PNVが強い

という現象に、今回初めてかなり説得力のある「なぜ」が付いた。

PGLの問題

PGLを欲しい人が靴箱を見ると、

993 Grey
990 Grey
2002R Grey
996 Grey
998 Grey……

がすでにいる可能性がある。

そうなるとPGLは**「良い靴だけど役割が既存NBと被る」**。

PNVの場合

同じ靴箱へPNVを入れると、

ネイビー+細身+小さいN+Made in UK

という新しい役割になる。

だから、

PGLは靴そのものの魅力以上に“既存のグレーNB”と戦わなければならない。
PNVはその競争をかなり回避できる。

というのが、今いちばん説明力の高い仮説だと思う。

これは今回の複数の所有者行動からの推論。


元の掲示板発言、いよいよ典型例に見えてきた

m1500グレー休日ガシ履きしてるけど色味飽きてきたなぁ。ネイビーの方がカッコいい気がする。

調査を始めた時は単に、

「グレーに飽きただけかな」

だった。

今はむしろ、

NBの王道グレーを十分経験した人が、1500という同じシルエットの中で役割を増やそうとすると、ネイビーが非常に魅力的に見える

という、NB多足所有者にかなり再現性のありそうな現象に見える。

しかも「グレーからネイビー」は1500以外でも実際に繰り返し起きている。

次、さらに面白いところへ行ける

次は**色ではなく「購入順」**を取るのがいい。

「1足目のNBは何色?」
→「2足目は?」
→「3足目は?」
→「5足以上持つと色構成がどう変わる?」

を所有履歴が分かる人だけ集める。

そうすると、

1足目 Grey 60% → 2足目 Grey 35% / Navy 30% → 3足目…

みたいに、NB沼に深くなるにつれてグレー比率が本当に落ちるのか、それとも逆にグレーへ収束するのかを検証できる。これは今回の「グレー収束派 vs 色分散派」を数字で分離できる次の段階だね。

11

U1500 COLOR RESEARCH

購入順は「グレー → ネイビー」の一方通行ではない

進めた。今回は**「何色を持っているか」ではなく、購入順が本人の文章で確認できるものだけ**にかなり厳しく絞った。

すると、これまでの仮説を少し修正した方がよさそう。

購入順は「グレー → ネイビー」の一方通行ではない

高確度で追えるケースでは、むしろ

① 最初に王道色を買う
→ ② 次は色を変える
→ ③ モデルそのものにハマると王道色へ戻る/両方持つ

という往復運動が見えてくる。

たとえば、かなり分かりやすい実例を並べるとこうなる。

所有者1足目2足目3足目動き
A990v5 GreyM1500PNV Navy/Grey―Grey→Navy
B725 GreyWhite―Grey→別色
C880 Navy880 Grey―Navy→Grey
D996 Grey996 Navy―Grey→Navy
E996 Grey996 Navy―Grey→Navy
FU1500 NavyU1500 Grey―Navy→Grey
GU1500 WhiteU1500 GreyU1500 NavyWhite→Grey→Navy
H992 Caramel992 Grey―別色→Grey
I992 Grey/Navyもう一方Shadow Grey系Grey/Navy→Grey系

これはランダム抽出ではないので比率には使えない。でも、購入順のパターンが本当に存在するかを見るにはかなり使える。


例の掲示板発言に一番近い人が実在する

今回いちばん面白いのがこれ。

ある日本人NB所有者は、

1足目:グレーの990v5

を購入。

その履き心地が気に入って2足目のNBを買うとき、

「1足目にグレーの990v5を購入したので、2足目はM1500PNV」

と明記している。

つまり、

GreyのNBを経験
↓
次は1500
↓
Navy系PNVを選択

という、今回ずっと追っている流れそのもの。しかもM1500PNVを選んだ理由としてネイビー×グレーの合わせやすさも評価している。

これ、最初の掲示板の

「m1500グレー休日ガシ履きしてるけど色味飽きてきたなぁ。ネイビーの方がカッコいい気がする」

とかなり近い。


「1足目グレー」はやっぱり強い

MEN'S NON-NOで紹介されたM1500所有者も、ネイビー系と迷ったものの、

「最初なのでニューバランスのアイコンカラーのグレー」

を選んでいる。

BEAMSの2026年の2010紹介でも、NBの代表色として「1足目はグレーから」と薦めている。これは販売統計ではないけど、販売現場側にも「入口=Grey」という認識があることを示す。

だから、

NB購入初期

Grey → 「NBらしい」
→ 合わせやすい
→ 初めてでも外さない

という圧力は確実に強い。


ところが2足目では一気に色が散る

725の所有者は、

1足目Grey → 2足目White

と明記している。

996ではもっと直接的。

ある所有者は、

「グレーを持っているので今回はネイビー」

として2色目を購入。

別の楽天公式購入者にも、

Grey所有 → Navyを色違い購入

という別人の例がある。

つまり、

「1足目が気に入ったから、2足目も同モデル」

になっても、

同じGreyをもう一足

ではなく、

今度はNavy

が実際に選ばれる。

ここは前回の「色分散型」という分類をかなり補強する。


ただしNavyからGreyへ戻る人も普通にいる

逆方向もすごく重要。

880所有者では、

1足目Navy → 2足目Grey

という購入順が明記されていて、Navyを旅行用、Greyを普段履き・ウォーキング用と完全に役割分担している。

そしてU1500にも、

PNVを購入 → 履き心地が気に入る → PGLも購入

という公式レビューが存在する。

つまり、

Grey → Navy だけでなく、

Navy → Grey

も強い。

これは「どちらかに乗り換える」というより、

片方を買って1500そのものにハマると、もう片方が欲しくなる

と考えた方がよさそう。


U1500では、さらに面白い3足目がいる

公式レビューには、

オールホワイト → Grey → Navy

と1500を増やし、3足目のネイビーを一番格好いいと評価している所有者も確認できる。

これはかなり象徴的。

最初からPNV指名ではない。

  1. 白1500
  2. Grey 1500
  3. Navy 1500

まで進んだ結果、

「Navyが一番いい」

に到達している。

最初の掲示板の人も、ある意味この途中にいる。


さらに沼ると「Grey回帰」が起きる

ここが今回の新発見。

992では、

1足目Caramel → 2足目Grey

という公式レビューがある。つまり最初から定番色ではなくても、モデルが気に入ると後から本命Greyを買う。

さらに別の992所有者は、すでにGreyとNavyを所有したうえで3足目を購入している。3足目もShadow Grey系のカラーリング。

だから、

多足所有になるほどGrey率が下がり続ける

とは言えない。

逆に、

初期Grey
→ 色を散らす
→ モデルへの愛着が強くなる
→ Greyをもう一度買う

という人もいる。


つまりNB沼には「U字型」の色選択があるかもしれない

現時点の仮説をモデル化するとこんな感じ。

1足目

Grey強い

「まずNBらしいもの」

↓

2足目

Grey比率が下がる

Navy / Black / White / Beigeなどへ分散。

理由は、

「Greyはもう持ってる」

が発生するから。996ではこれが本人の言葉で確認できる。

↓

3~5足目

さらにカラバリを楽しむ。

でも同時に、

「結局このモデルのGreyも欲しい」

が起きる。

↓

ガチ沼

ここで二極化。

色分散型

Grey / Navy / Black / Brown / Olive…

と役割を作る。

Grey回帰型

990 Grey / 992 Grey / 993 Grey / 1500 Grey……

になる。


なので、最初に予想したこの形

1足目 Grey 60%
→2足目 Grey 35%
→3足目 Grey 20%

みたいに一直線でGreyが減るモデルは、おそらく間違い。

今のところはむしろ、

推定イメージ

1足目

Grey ↑↑

2足目

Grey ↓ / Navy・その他 ↑

3~4足目

色分散最大

5足以上

個人差が極端になる
「全部Grey派」と「全色派」に分岐

というU字/二極化モデルの方が観察事例をうまく説明する。

これは今回の公開所有履歴からの推論で、まだ人口比率ではない。


そしてU1500のPGL vs PNVに戻すと

これでかなり綺麗に説明できる。

PGL

初めての1500 として非常に強い。

さらに、

初めてのMade in UK
初めての高級NB

としてもGreyは選びやすい。

PNV

すでにGrey NBを持つ人の次の1500

として非常に強い。

実際に990v5 Grey → M1500PNVという購入順がそのまま確認できる。

そして1500自体にハマると

PNV → PGL も、

White → PGL → PNV も起こる。

だからPGLとPNVは、実は

「どちらが勝つか」

というより、

最終的に両方買わせる組み合わせ

になっている可能性が結構高い 😂


今回の結論

最初の掲示板投稿について、ここまでの調査を踏まえると、

「Greyをガシ履きしているうちにNavyの方が格好よく見えてくる」現象は、実際のNB所有者の購入履歴でも複数確認できる。

ただし、その先にはもう一段あって、

Navyを買ったあと、結局またGreyも欲しくなる人もかなりいる。

つまり色に飽きるというより、NB沼ではGreyとNavyが交互に補完し合っていると見るのが今のところ一番しっくりくる。

次はここから、U1500だけに限定して「1色持ち/PGL+PNV両色持ち/3色以上持ち」の割合を公式レビュー・SNS投稿から直接数えるのがよさそう。これなら「PNVとPGLのどちらが多い?」から一歩進んで、そもそも1500好きは何割くらい両方買ってしまうのかを測れる。

12

U1500 COLOR RESEARCH

まず確定できた所有パターン

進めた。今回はU1500だけに限定して、「色違いを増やす人」が本当に多いのかを見た。

結論から言うと、U1500はかなり“多色買い”が起きやすいモデルだと思ってよさそう。特にPGLとPNVは、単なる競合色というより片方を買った人がもう片方へ行く導線がかなり強い。

まず確定できた所有パターン

New Balance公式レビューで、所有数まで本人が明言している例を拾うと、

所有深度確認できた例
初U1500複数
PNV+PGLの2色持ち明示例あり
1500色違い3足目複数
UK1500 4足目複数
UK1500 5足目確認
PGL/PNV以外まで拡張確認

公式レビューには、PNVを先に買って履き心地を気に入り、その後PGLも追加購入した人が明確にいる。これは「両方持ち」を推測ではなく直接確認できる例。

さらに別のレビューでは「1500は色違いで3足目」、別人では「UK1500の3足目」と明言されている。

そして4足目もいる。2026年4月購入者で「UK1500を気に入っていて今回で4足目」というレビューが現在も公式に掲載されている。

さらに現行のU1500SSP(Kombu Green)の公式レビューには、

「1500は4足目です」

という人と、

「UK1500だけで5足目です」

という別の所有者までいる。

これは結構すごい。


ただし、ここで一つ大事な区別

「UK1500 5足目」という人の過去4足が全部2024年以降のU1500なのか、旧M1500を含むのかまではレビュー本文から確定できない。

だから、

U1500所有者の○%が3色以上持っている

とはまだ言えない。

ここは無理に数字を作らない方がいい。

一方で、少なくとも現在U1500を買っている層の中に、1500を3~5足所有する人が珍しくないこと自体はかなり強く確認できた。


「初1500」側もちゃんといる

多足所有者だけ検索すると当然バイアスが出るので、「初1500」も同じ公式レビューから拾った。

PGLには、

USA992を愛用しているが、UK1500は今回が初購入

という所有者がいる。

別のPGLレビューにも、そのままタイトルが**「初の1500」**という新規所有者がいる。

さらに「Made in UK自体を初めて購入」というPGL購入者も確認できる。

つまりU1500は、

初1500層 と 3~5足持つ1500沼層

が同じ商品ページに同居している。

これがかなり特徴的。


面白いのは、PNVとPGLの役割

ここまでの調査全部を重ねると、こんな構造が見える。

1足目

PGLがかなり強い。

「初Made in UK」
「初1500」
「王道NB」

という入口になりやすい。

2足目

PNVがかなり効いてくる。

すでにグレー系NBやPGLを持っていれば、

同じ1500だけど別の仕事をさせられる

から。

そしてPNV→PGLの逆方向も実際に起こる。

3足目以降

もう色の勝負というより、

「1500という型そのものが好き」

に移る。

実際に3足目・4足目・5足目レビューが複数存在する。


つまりPGLとPNVは「食い合ってない」可能性が高い

最初は、

PGL vs PNV

としてどっちが人気なのか見ていた。

でもここまで調べると、むしろ、

PGL → PNV
PNV → PGL

というクロスセル関係がかなり強そう。

典型的には、

Grey → 1500っていいな

↓

Navy → 色が変わると全然印象違うな

↓

VNV / ANI / SSP / WHG…… → 1500自体を集め始める

という沼。

公式レビューで「色違い3足目」「4足目」「5足目」が普通に出てくるのを見ると、このモデルはかなりその傾向が強そう。


そして、これまでのPGL/PNV人気データの見方も変わる

例えば、

PNVお気に入り > PGLお気に入り

だったとしても、両方持っている人が一定数いるなら、

PNV派 vs PGL派

という二者択一ではない。

むしろ、

PGLだけ PNVだけ PGL+PNV 3色以上

という4群に分ける必要がある。

これ、最初の調査設計よりかなり重要な発見だと思う。


今のところの推定イメージ

まだ割合として出せる段階ではないけど、公開所有履歴から見ると、

最大群

1色持ち

その次に、

2色以上の1500持ち

が思った以上に大きそう。

そしてその中には、

3~5足所有するコア層

が明確に存在する。

特に**「1500は色違いで3足目」**という言い方が複数出るのがポイントで、「3足持つ」という行動が一人の特殊なコレクターだけではない。


ここで次にやるべきことがはっきりした

次は公式レビュー全件を母集団にして、所有数を明言しているレビューを総ざらいするのがいい。

レビューを、

  • 初1500
  • 2足目
  • 3足目
  • 4足目
  • 5足以上
  • 所有数不明

に全部分類する。

さらに本文にPGL / PNV / VNV / ANI / SSPなど過去色が書かれていれば所有色も紐付ける。

これなら検索エンジンで都合のいいレビューだけ拾うバイアスをかなり減らして、

U1500購入者の中で、公開レビュー上どれくらいがリピーターなのか

を初めて数字で出せる。

ここ、次やろう。かなり面白いところまで来た 😄

13

U1500 COLOR RESEARCH

公式レビューで「何足目か」を明言している人だけ抜くと

進めた。今回、かなり重要なところまで来た。

公式レビューで「何足目か」を明言している人だけ抜くと

New Balance公式のU1500レビュー群から、同一文面の重複を除外して、購入順を本人が明記しているレビューを拾えた範囲ではこうなった。

所有深度確認できた固有レビュー
初15002人以上
2足目4人以上
3足目5人以上
4足目2人以上
5足以上/何足目か不明なほど所有3人以上
合計16人以上

2足目には「2足目の1500」「二足目の1500」「今回で2足目」「1500は2足目」と明記する別々のレビューが確認できる。

3足目はさらに多く、「UK1500の3足目」「1500は3足目」「色違いで3足目」など、少なくとも5つの別文面が確認できた。

4足目も2人以上いて、一人は「今回で4足目」、別の一人は「1500は4足目です」と明記している。

そして5足級になると、**「UK1500だけで5足目です」という人に加えて、「1500は何足目かわからないくらい履いています」**という人までいる。


これ、かなり強烈

購入順を明記している16人のうち、

初1500:2人
リピーター:14人

だった。

つまり、この**「所有数をわざわざ書いた人」限定標本**では、

87.5%が2足目以上

になる。

もちろんこれは「U1500購入者の87.5%がリピーター」という意味では全くない。

むしろリピーターほど、

「1500は今回で4足目!」

みたいに所有数を書きたくなる、という強烈な自己選択バイアスがある。

なので人口推計には使えない。

でも、**1500に“色違いを何足も買うコア層”が本当に存在するか?**という問いにはかなり強い。


しかも2足目で止まってない

もっと面白いのはここ。

リピーター14人の内訳は、

2足目:4
3足目:5
4足目:2
5足以上:3

なので、確認できたリピーターのうち、

10/14 ≒ 71%が「3足目以上」

なんだよね。

つまり単に、

PGL買った
↓
PNVも欲しくなった

で終わる人だけではない。

Grey
↓
Navy
↓
Vintage Sport
↓
Anniversary
↓
seasonal color……

みたいに、1500という型そのものを集める段階へ進む所有者がかなり明確に存在する。

「UK1500だけで5足」という公式購入者は、その完成形に近い。


全レビューに対する最低比率も出せる

New Balance公式のU1500商品ファミリーは、検索インデックス上では現在約124~128件のレビューが表示されている。ページ状態・クロール時点によって124、126、128など揺れているので、128を厳しめの分母に置く。

今回、明示的に2足目以上だと確認できただけで14レビュー。

したがって、

14 ÷ 128 ≒ 10.9%

つまり、

公式レビュー全体の少なくとも約11%は、「自分は1500リピーターだ」と本文から明確に確認できる。

これは下限値。

「昔M1500履いてました」「色違いも持っています」「また買いました」など、所有数を数字で書いていないリピーターは今回はカウントしていない。

だから実際のリピーター率は当然これより高い。

これは結構な数字だと思う。


さらに大事な発見:レビューを色別に数えちゃダメだった

今回ここを総ざらいして、過去の調査方法に一つ修正が必要になった。

PGLの商品ページ、PNVの商品ページを別々に開いても、同じレビューが双方に表示される場合がある。

実際、

2026年4月5日購入、UK1500を気に入って今回で4足目

という同一レビューが、PGLページにもPNVページにも検索インデックスされている。

したがって、

「PGLページのレビュー件数」≠ PGL購入者数

だし、

「PNVページのレビュー件数」≠ PNV購入者数

でもある。

これはかなり重要。

なので今後、公式レビューを使うときは、

URLの色ではなく、レビュー本文で本人が色を明記した場合のみ色を確定

にするべき。

このルールに変える。


過去の分析も一部訂正

例えば以前取り上げた、

「オールホワイト、グレーに続く3足目」

というレビュー自体は公式に実在する。

ただし、そのレビューが表示されていた商品ページの選択色だけを根拠に「3足目はネイビー」と断定するのは危険だった。

レビュー本文に「ネイビー」と書いていない限り、

White → Grey → 3足目(色不確定)

までを確定情報とする。

ここは今回の精査で訂正。

こういうノイズを潰していくほど、最終結果がちゃんとした統計になってくる。


一方、「色違い買い」自体は確実

URLから色を推定するのはやめても、

「色違いで3足目」

と本人が明記するレビューは複数ある。

さらに、

「1500を別色で買い始めて5足め」

という人までいる。

だから、

U1500/1500は多色買いされやすい

という今までの結論そのものは、むしろ今回かなり強化された。


今回分かった「1500沼」の深さ

これまでのイメージは、

1足持ち ↓ Grey+Navyの2足持ち ↓ たまにコレクター

くらいだった。

公式レビューを実際に所有深度で分類すると、

1足目 →普通にいる

2足目 →かなりいる

3足目 →むしろ明示例が多い

4足目 →複数いる

5足以上 →普通に実在

何足目か覚えてない →いる 😂

という世界だった。

特に「1500は何足目かわからないくらい履いている」という人が公式レビューにいるのは強い。


ここまでの調査から、最初の問いへの答えもまた一段変わる

最初は、

「U1500で一番持ってる人が多い色は?」

だった。

でも今や、

「一人一色」という前提そのものが結構怪しい

というところまで来た。

PGLとPNVについて、

PGL所有者数 + PNV所有者数 = U1500所有者数

ではない。

実際には相当数が重複して、

PGLのみ
PNVのみ
PGL+PNV
PGL/PNV+他色
3~5色以上

に分かれているはず。

だから本当の「所持率」を出すには、次はレビュー本文で具体的な所有色を明言している人だけを抜き出して、所有者×カラーの行列を作るのが正解。

たとえば、

OwnerPGLPNVVNVANISSPその他
A✓✓
B✓✓
C✓✓✓
…

という形。

これをやれば初めて、「PGLとPNVの両方を持つ率」と、「PGLしか持たない人/PNVしか持たない人」の差まで直接測れる。

次はそこ。今までで一番「所持率」という最初の問いに近い分析になる。

14

U1500 COLOR RESEARCH

「所有者 × カラー行列」を作ると、思った以上に欠損が多い

進めた。で、ここは**かなり重要な「調査方法上の発見」**があった。

「所有者 × カラー行列」を作ると、思った以上に欠損が多い

New Balance公式レビューを、商品ページではなくレビュー本文そのもので判定し直した。

現時点で確実にこう置ける。

Ownerグレーネイビー白グリーンその他/不明確定していること
A✅✅PNV→PGLの両色所有
B✅?✅✅白→グレー→3足目
C???✅✅✅「色違いで3足目」
D???✅✅✅✅Kombu Greenが4足目
E????✅×5別色で買い続け5足目
F????複数何足目か分からないほど所有

**Aだけはかなり強い。**本人が「ネイビーに加えて色違いのグレーもさらに購入」と明記しているので、同一人物によるPGL+PNV相当の両色所有が直接確認できる。

一方Bは「オールホワイト、グレーに続く3足目」と本人が明記しているので、少なくとも白+グレー+もう1色。ただし3足目の色については、PNVの商品ページにレビューが出ていてもレビュー共有仕様がある以上、本文だけからネイビーとは断定しないことにした。

Cには「色違いで3足目」、Eには**「1500を別色で買い始めて5足め」**という明記がある。つまり単に同じ色の買い替えではなく、異なるカラーを集めている所有者が公式レビュー上に実在する。

Dはさらに分かりやすく、**「1500は4足目です」+「コンブグリーンもとても良い色」**なので、Kombu Greenを含む4足所有が確定する。


ここから一つ、最初の「所持率」の考え方を修正する必要がある

たとえば100人の1500オーナーがいたとして、

PGL所有者 55人
PNV所有者 50人

だったとしても、

55+50=105人だからおかしい、

とはならない。

同じ人が両方持っているから。

今回Aがそれを実証している。

つまり、本当に知りたい数字は

「100人中何人がPGLを持つか」

であって、

PGLとPNVを合計100%にする

ものではなかった。

これは最初の調査設計からかなり重要な変更。


本来こういう数字になる

仮に100人調査した場合、

所有状態人数
PGLのみ30
PNVのみ25
PGL+PNV両方20
PGL/PNV以外のみ25

なら、

PGL所持率 = 50%
PNV所持率 = 45%

になる。

でも、

PGL派50:PNV派45

という意味ではない。

20人は両派。

今まで集めてきた多色所有レビューを見る限り、この重複を無視するとU1500の実態をかなり歪める可能性がある。1500を4足・5足と増やすユーザーが公式レビューに実在するからだ。


そして「2足目へ進む」は公式レビューだけの特殊現象でもない

2026年6月21日のYahoo!知恵袋には、

「ニューバランスの1500にハマって2足目に手を出したばかり」

と自分で書いている日本人ユーザーがいる。質問内容は2足目の購入後に、1500のENCAPの耐久性を心配しているというもの。

つまり、

1足買う
→ 1500にハマる
→ すぐ2足目

という行動はNew Balance公式レビュー内だけで発生しているわけではない。


ここで「両色持ち率」を数字にできない理由も明確になった

かなり検索したけど、

「PNVとPGLを両方持っています」

まで本文で明確に書く人は少ない。

多くは、

「色違いで3足目」

「UK1500は4足目」

「別色で5足目」

までしか書かない。

だから公式レビューだけから、

PGLのみ 37%
PNVのみ 31%
両方 18%

みたいな数字を作るのは、現段階ではできない。

これはデータがないのではなく、色の情報が欠測している。


ただし、今回かなり強くなった結論がある

前までは、

「PGLとPNVどっちが人気?」

という二者択一で考えていた。

今はむしろ、

U1500オーナーには3段階ある

ライト層

1500を1足買う

リピーター層

色違いで2~3足

コア層

4~5足以上

という所有構造を考えるべき。

そして公式レビューには4足目、5足目、さらには「何足目か分からない」という層まで実際にいる。

だから人気カラーほど、必ずしも「その色しか持っていない人」が多いとは限らない。

むしろPGLやPNVは、

他色の1500オーナーにも追加購入される定番色

になっている可能性がある。


これ、PNVの強さの解釈にも効いてくる

これまで調べてきたPNVの高い関心量を、

「グレー派よりネイビー派が多い」

とだけ解釈するのは危険。

実際には、

PGL所有者がPNVも欲しい
他色所有者がPNVを追加する
PNV所有者がPGLも追加する

という追加需要が混ざる。

現にPNV→グレー追加は直接確認できる。

だからPNVの反応が強い理由の一部には、

1500をまだ持っていない人からの需要

+

すでに1500を持っている人からの2足目需要

の両方が入っている可能性が高い。

これはかなり重要。


そして、元の書き込みを別の角度から見ると…

m1500グレー休日ガシ履きしてるけど色味飽きてきたなぁ。ネイビーの方がカッコいい気がする。

この人は、

Greyオーナー → Navy検討

なので、今回直接確認した多色化の入口そのものなんだよね。

これまで見つけた、

PNV→PGL

という逆方向の実例と合わせると、

1500では

Grey ⇄ Navy

のクロスセルが起こっていると考えるのがかなり自然。


次は、公式レビューより「コレクション写真」の方が強い

ここまで来ると、文章検索の限界が見えた。

次は日本人の公開投稿から、

「1500を複数並べて撮った写真」

を探して、その写真1枚を1 Ownerとして扱うのが一番いい。

そこなら、

PGL ✅
PNV ✅
VNV ✅
ANI ❌

みたいに、本文に書かれていなくても実物から所有色を直接カウントできる。

しかも同じ靴を10回投稿してもOwnerは1人なので、今まで悩まされてきた投稿数バイアスも一気に減らせる。

ここまでやればようやく、

U1500オーナー100人のうち
PGL所有○%
PNV所有○%
PGL+PNV併有○%
3色以上○%

という、最初に欲しかった**本当の「人ベース所持率」**にかなり近づける。

次、ここ攻めるのが正解だと思う。これは今までで一番決定打になりそう。

15

U1500 COLOR RESEARCH

「一番人気の色」を足数だけで比べると、コア層の多色買いに引っ張られる

進めた。ここで一つ、最初の「何色を持ってる人が多い?」という問いの集計方法そのものを変える必要が出てきた。

写真から100人を取る方法は、検索結果にショップ画像・海外投稿・同一アカウントの再掲が大量に混ざって、現状では精度が足りなかった。そこで「本人が所有色と所有数を文章で明言しているケース」に絞ったところ、むしろかなり濃いデータが取れた。

Owner確実に分かる1500所有所有深度
Aネイビー+グレー2足以上
B白+黒+もう1色3足
C既存1足+Kombu Green2足
DKombu Greenを含む4足
E別色を買い続けている5足
F色不明だが1500を継続購入9足

Aはかなり重要で、NB公式レビューに**「ネイビーを買って履き心地が良かったので、色違いのグレーも追加購入」**という明示例がある。つまりPGLとPNVの重複所有は推測ではなく、直接確認できる。

Bも面白い。2026年8月の新しい公式レビューに、すでに白と黒の1500を2足持っていて、今回3足目を追加したという所有者が出てきた。しかも3足を交互に履く意向まで書いている。

さらにKombu GreenのU1500SSPでは、**「1500は2足目。本来は定番ネイビーを考えていたがKombu Greenを選んだ」**という所有者が確認できる。これはかなり重要で、「2足目=必ずGrey/Navy」ではなく、1500そのものにハマった人の需要がシーズナルカラーにも流れている。

同じSSPには4足目と明記する別人もいる。 さらに公式レビューには**「UK1500だけで5足目」**という所有者もいる。

そして今回、前より一段凄いのが見つかった。

9足目

と書いている1500所有者まで現在のNB公式レビューにいる。「他にはいけない」「最高傑作」という趣旨で1500を評価している。

これはかなり効いてくる。

「一番人気の色」を足数だけで比べると、コア層の多色買いに引っ張られる

仮に一人の1500マニアが、

Grey
Navy
Black
White
Green

を5足持っていたら、色別所有数では5票だけど、人間としては1人。

逆に初1500としてPGLだけ持っている人も1人。

だから、

PGL投稿50件
PNV投稿45件

というデータだけでは、

PGL派50人 vs PNV派45人

とは全然言えない。

AのようにPGLとPNV両方に1票入れる人が実際に存在するから。

これは今回の調査でかなり大きな修正点。


しかも多色買いは2足で終わらない

公式レビューには「色違いで3足目」「履き続けて3足目」という別々の所有記録が複数存在する。

さらに、

別色で5足目
↓
9足目

まで続く。

なのでU1500/1500市場には少なくとも、

単色所有者
→ 2色所有者
→ 3~4色所有者
→ 5足以上のコレクター

というかなり明確な階層がある。

そしてここが面白い。

最初の頃は、

「PGLとPNVどっちが勝ってる?」

と考えていたけど、コア層ではそもそも勝負になってない。

「両方買う」

が発生している 😂


するとPNVの高い人気指標の意味も変わる

以前確認したPNVの強い「欲しい」反応には、

初めて1500を買う人

だけでなく、

すでにPGLや別色1500を持っている人の追加需要

も相当混ざっている可能性がある。

逆も同じで、PNVを買った後にPGLへ行く明示例が実在する。

つまりPGLとPNVは、

代替関係 だけじゃなく、

補完関係

にもなっている。

これ、スニーカーとして結構強い構造だと思う。


そして新しいKombu Greenの例が面白い

2足目を買おうとしていた人が、本来は定番Navyを考えていたのにKombu Greenを選んでいる。

ということは、

Grey/Navy が1500沼への入口、

その後、

Green / Black / White / VNV / ANI…

へ広がる、という構造もありそう。

Bの「白+黒+3足目」所有者も、このモデルと整合する。

つまり色の選択行動を図式化すると、

入口

Grey / Navy

↓

1500のフィット・形が気に入る

↓

色違い購入

Grey ⇄ Navy

↓

さらに沼る

Black / White / Green / Seasonal

↓

コア層

4足 → 5足 → 9足

という感じ。

ここまで来ると、最初の掲示板の人が

「グレー飽きたな、ネイビーの方がカッコいい」

と思っているのは、**1500オーナーの典型的な“2色目への入口”**に見えてくる。


そして今回の最大の収穫

今後出すべき指標は、

「U1500全体に占めるPGLの割合」

ではなく、

U1500オーナー100人中、PGLを持つ人は何人か
PNVを持つ人は何人か
両方持つ人は何人か

という所有者浸透率。

この場合、

PGL 55%
PNV 52%

みたいに合計が100%を超えていい。

さらに、

PGLのみ
PNVのみ
PGL+PNV
3色以上

を別に出す。

これが最初の「持ってる人は何色が多いんだろ」に対する、最終的に一番正しい答え方だと思う。

次はこの方式で、「色が具体的に判明している複数所有者」だけをさらに増やして、PGLのみ/PNVのみ/両方/その他併有の4群を実測していく段階。特に PGL+PNV両色持ちが実際どのくらい出てくるのかを狙い撃ちすると、いよいよ核心に届く。

16

U1500 COLOR RESEARCH

高確度の「所有者 × 色」サンプル v1

進めた。今回は**「PGLだけ/PNVだけ/両方/その他色も持つ」**を、かなり厳しく本人の文章だけで判定した。

すると、まず重要なのは――4つの所有状態を全部ちゃんと区別しないとダメということだった。

高確度の「所有者 × 色」サンプル v1

OwnerPGLPNVその他U1500状態
A✅観測時PGLのみ
B✅観測時PNVのみ
C✅✅PGL+PNV両方
D✅ VNV別ネイビー系のみ
E??✅色違い2足以上・詳細欠損
F??✅複数UK1500を5足所有

AはNew Balance公式レビューで、**「初の1500のグレーを購入」**と本人が明記している。したがってレビュー投稿時点ではグレー1色所有と扱える。

BはThreadsの日本語投稿で、**Made in UK 1500 Navyを「初の1500」**として購入・着用している。投稿時点ではネイビー1色所有と判定できる。

そしてCが今回一番重要。

New Balance公式レビューに、

ネイビーを購入 → 履き心地を気に入る → 色違いのグレーも追加購入

という所有者が明確に存在する。つまり同一人物によるGrey+Navy所有は完全に実証できた。


しかも「2色目を買う」は別の人にも出てくる

別の公式レビューにも、

「1500は今回が色違いで2足目」

という所有者がいる。残念ながら本文から過去色と今回色の組み合わせまでは確定できないので、PGL+PNVにはカウントしない。だが、U1500/1500を気に入って色違いへ進む行動自体は別人でも確認できる。

さらに公式には**「UK1500だけで5足目」**という所有者までいる。つまり2色所有が特殊な例というより、その先にもっと深い多色所有層が存在する。

ここは前回までの推論をかなり補強した。


「ネイビー系」もPNVだけではない

U1500VNVの公式アウトレットレビューでは、**「初1500」**という購入者が確認でき、普段はグレーを選びがちだったが今回は青系を選んだと書いている。

つまり、

グレー派 → PNV

だけじゃなく、

グレー派 → VNV

という分岐もある。

これがあるので「Grey vs Navy」を調べる場合も、

SKU比較

PGL vs PNV

と、

色系統比較

Grey系 vs Navy系

を絶対に混ぜちゃいけない。


ここで面白い点

**「最初の1500」**にはGreyもNavyも実在する。

一方、モデルを気に入った後には、

Navy → Grey追加

も直接確認できる。

なので今のところ、

PGL=初心者用、PNV=2足目専用

と単純化するのも間違い。

実際には、

Greyで入る人
Navyで入る人

が両方いて、その後、

Grey ⇄ Navy

のクロスセルが起きる。


ただし、ここで「両色持ち率20%」みたいな数字はまだ出せない

ここはかなり大事。

今回の確定サンプルだけなら、

PGLのみ 1
PNVのみ 1
両方 1

なので、

「3人中33%が両方持ち!」

とも言えてしまう。

でも当然そんな数字は使えない 😂

検索で**「初1500」「色違い」などを明言している人を意図的に探している標本**なので、一般のU1500所有者より多足所有者が過剰に拾われる。

したがって今回得られたのは割合ではなく構造の確認。

PGLのみ・PNVのみ・PGL+PNVという3タイプが実際に全部存在する。

ここまでは強く言える。


そして公式レビュー共有問題がやっぱり厄介

New Balance公式では、PNVを選択している商品ページにも「初の1500のグレーを購入」というレビューが出る。つまりページURLや現在選択されている色からレビュー投稿者の購入色を逆算できない。

だから今回も、

本文にGreyと書いてある → Grey

本文にNavyと書いてある → Navy

ページだけPNV → 色不明

という厳格ルールにした。

このルールでやるとサンプルはものすごく減るけど、嘘の所持率を作るより遥かにいい。


今回から「所持率」という言葉も分解した方がいい

最終的には4つ出すのが良さそう。

① PGL浸透率

U1500オーナー100人中、PGLを持っている人数

② PNV浸透率

U1500オーナー100人中、PNVを持っている人数

ここは両方持ちがいるので、①+②は100%を超えてよい。

③ PGL+PNV併有率

両方持っている人数 ÷ U1500オーナー人数

④ 多色所有率

U1500/1500を2色以上持つ人数 ÷ オーナー人数

これなら初めて、

「持ってる人は何色が多い?」

へ正しく答えられる。


そして今回、一つかなり面白い予兆がある

PNVからPGLへ追加購入した人が明確にいる一方で、「初めてGreyを買った人」「初めてNavyを買った人」も両方存在する。

だから最終的には、

PGL所有者数 ≈ PNV所有者数

だったとしても、その中身が、

PGLのみ 35%
PNVのみ 30%
両方 20%

みたいな構造になっている可能性がある。

数字は例であって推定ではないけど、こういう重なったベン図として考えるのが正しいことは今回かなりはっきりした。

そして次にやるべきことも決まった。

「初1500」のGrey所有者とNavy所有者を起点に、その同じアカウントを後日追って、2足目を買ったか・何色を追加したかを追跡する。

これなら、

Grey 1足 → Navy追加率
vs
Navy 1足 → Grey追加率

を直接比較できる。

ここまで行けば、単なる所持率じゃなくて**「GreyとNavy、どちらがもう片方を買わせる入口になりやすいか」**まで見えてくる。次はそこを攻めよう。

17

U1500 COLOR RESEARCH

U1500のクロスセル方向:現時点

よし、今回はかなり重要なところで**「証拠の強さ」を整理できた**。
結論からいうと、予告した Grey→Navy / Navy→Grey の乗り換え追跡は、現時点ではこうなった。

U1500のクロスセル方向:現時点

遷移直接確認証拠の強さ
PNV Navy → PGL Grey1人以上A:本人が両色購入を明記
PGL Grey → PNV Navy0人A級証拠はまだ未発見
Grey系 → Navy系複数B:NB全体・1500周辺ではかなり確認
1色 → 別色1500複数A:色違い購入を本人が明記

一番強いのはやっぱりこれ。

New Balance公式レビューに、

先にネイビーを購入
→ 履き心地を非常に気に入る
→ 色違いのグレーも追加購入

という人が明確にいる。これはPNV→PGLのクロスセル確定例として扱える。


ところがGrey→Navyは意外と直接追えない

これまでGrey→Navyらしい例はいくらでも出てきた。

たとえば公式レビューには、

「これまでシルバー系が多かったが、今回はネイビー」

という1500購入者がいる。

また、UK1500の3足目を購入した人が、今回の色について「グレー系より大人っぽく、色気があって上品」という趣旨で評価しており、検索結果上では同じレビュー群に濃いネイビーへの高評価も確認できる。

ただし、ここは厳しくする。

「以前の1500がPGLだった」 まで本人が書いていない。

なので、

PGL → PNV

とはカウントしない。

これは今までの調査より一段厳しいルール。


そして今回、危ない“偽クロスセル”も見つけた

New Balance公式の検索結果で、

「ネイビーのカラーが最高」

という文章と、

「UK1500(U1500PGL)もマイサイズで問題なし」

という文章が同じ検索結果に並んで出ることがある。

一瞬、

おっ、PGL所有者がPNVも買った!

に見える。

でもこれは危険。

公式商品ページは複数レビューをまとめて検索インデックスへ出しているので、別々の投稿者のレビュー断片が同じ検索結果に並んでいる可能性がある。

したがってこれは、

PGL→PNVの1人

には数えない。

このノイズを切ったことで、今までより数字は減るけど、精度はかなり上がった。


一方、「初PNV」からの縦断追跡は実際にできた

今回、かなりいい追跡対象が一人いる。

Threadsの runn_er1234 氏。

2026年8月6日

公式サイトでU1500PNVを購入し、

初1500を買った

と投稿している。購入モデルもU1500PNVまで明記されている。

その後、

2026年8月10日

同じPNVを実際に履いて、

初の1500、履き心地良い

と投稿。

つまり、

購入 → 実着用 → 満足

まで同じ人物で追えた。

ただし今日は2026年8月16日なので、購入からまだ10日しか経っていない。

当然、

「次にPGLを買ったか?」

を判定するには早すぎる。

なのでこの人は現在、

Cohort N-01

初U1500 = PNV
追加色 = まだなし
状態 = 継続観測対象

として扱うのが正しい。


Grey側にも「初U1500」はいる

New Balance公式には、

996が駄目になったため、初1500としてグレーを購入

と本人が書いたレビューがある。つまりPGL起点の初1500所有者も直接確認できる。

こちらを、

Cohort G-01

初U1500 = Grey
追加色 = 不明

とできる。

ただし公式レビューは投稿者を継続追跡できる公開プロフィール構造ではないので、

G-01が後にPNVを買ったのか

を同一人物として追跡できない。

ここがThreads/Instagramとの差。


なので「Navy→Greyの方が多い」とはまだ言えない

今の直接証拠だけなら、

Navy→Grey:1
Grey→Navy:0

だから、

「ネイビーからグレーへ行く人の方が多い」

とも見える。

でもこれは明らかに早計。

理由は、データ取得可能性が非対称だから。

公式レビューではPNV→PGLを一つの文章で書いた人だけ見つけられる。一方、Greyを買った時とNavyを買った時に別々のSNS投稿をした人は、検索エンジンから同一人物として結びつけるのが難しい。

だから現在の結論は、

PNV→PGLは実証済み。
PGL→PNVも強く疑われるが、U1500限定で同一人物・購入順まで確定したA級証拠はまだ不足。

これが一番正確。


でも「Grey経験者がNavyへ行く」現象そのものはかなり強い

U1500限定という縛りを少し外すと、これは今まで何度も出てきた。

NB全体では、

993 Grey → 992 Navy
990v6 Grey → 990v6 Navy
996 Grey → 996 Navy

といった「Greyをもう持っているので今度はNavy」の本人明言例が複数あった。

さらに1500公式レビューにも、従来はシルバー/グレー寄りの色が多かったので今回はネイビーという所有者がいる。

だから、

Grey → Navyという心理

自体はかなり確か。

問題は、

U1500PGL → U1500PNV

という型番レベルまで絞ると証拠が薄くなる、というだけ。


ここで次にやる分析が変わった

クロスセル「率」をいきなり出すより、まず、

初U1500の色

を数えた方がいい。

公式レビューには、

初1500 = Grey

も、

初1500 = Navy

も確認できる。

さらにVNVにも初1500購入者がいる。

だから次は、

「初めて1500を買った」と明言する日本人だけを集めて、最初に選ばれた色を集計する

のがかなりいい。

これなら、

初1500

  • Grey ○人
  • Navy ○人
  • White ○人
  • Black ○人
  • VNV ○人
  • その他 ○人

を出せる。

その後で、

初Grey組が2足目に何色へ行ったか
初Navy組が2足目に何色へ行ったか

を分ければいい。


ここまでの仮説を整理すると

最初に考えていた、

Greyで入る → Navyへ行く

より、たぶん実態は、

初1500

Grey / Navyの両方が入口

↓

1500の形・フィットが気に入る

↓

もう片方の定番色が気になる

↓

Grey ⇄ Navy

↓

3足目から季節色へ

という形だと思う。

そしてPNV→PGLはすでに実在する購入経路として確認できた。

次は**「初1500色別ランキング」**を本格的に数える。これ、PGLとPNVのどっちが“入口色”として強いかが分かるので、かなり核心に近い。

18

U1500 COLOR RESEARCH

初U1500「入口色」ランキング・暫定版

進めた。今回はかなり面白い。「初めてU1500を買った」と型番まで確定できる日本語の公開記録に限定すると、これまでの「PNVの方が欲しがられている」という話とは違う結果が出てきた。

初U1500「入口色」ランキング・暫定版

まずA級証拠だけ。条件は「本人が初1500と明言」「購入モデルがU1500で確定」「色/SKUも確定」の3つ。

順位SKU色初U1500確定例
1=U1500PGLGrey2
1=U1500GRKGranite Gray2
3=U1500PNVNavy1
3=U1500VNVVintage Navy1

つまり現段階のA級サンプル n=6 では、

グレー系:4人
ネイビー系:2人

で、

初U1500の入口としては Grey系 66.7% / Navy系 33.3%

になった。

もちろんn=6なので「日本人全体が2:1」とは到底言えない。でも、入口色としてグレーが強いという、これまでの仮説とは非常によく整合する。


PGLの2例はかなり強い

1人目はNew Balance公式レビューで、

996が駄目になったので「初の1500のグレー」を購入

と色まで本人が明言している。商品ファミリーのレビュー共有問題があっても、これは本文中にグレーと書いてあるのでPGL側として採用できる。

もう1人はFREAK'S STORE / Daytona ParkのU1500PGL購入者。「初の1500をセール価格で入手」と明記していて、レビューそのものがU1500PGLの商品レビューに紐づいている。

これは別プラットフォームなので、少なくとも独立した公開購入記録2件として扱える。


意外だったのがGRK

Granite GrayのU1500GRKから、初1500が2件出た。

YUEI氏は2024年12月9日に、

U1500GRKを「初1500」

と明記。さらに、その前にU1500UKGを試着したものの、実際の1500デビューにはGRKを選んでいる。

別のスニダンユーザーもU1500GRKについて、

「初1500でしたが最高っす」

とコメントしている。

これ、かなり面白い。

今までは

初1500ならPGL Greyが王道

と想像していたけど、実際には**「Grey系の中で好きな濃度を選ぶ」**人がいる。

つまり入口色の本当の強さは、

PGLというSKU

より、

Greyという色系統

にある可能性が高い。


PNVは「入口として弱い」わけではない

PNVにも非常に綺麗な初U1500記録がある。

2026年8月6日、Threadsの日本人ユーザーが、

「セールを機に初1500買ってみました」

として**#u1500pnv**まで明記して購入。その後実際に履いて「初の1500、履き心地良い」と再投稿している。

これは、

購入→初着用

まで同一人物で追えているので、今回のサンプルの中でもかなり質が高い。

ただ、今のところ同じ条件でPGL/GRK側の件数が多い。


VNVにも「初1500」がいる

そしてVintage SportのU1500VNV。

New Balance公式アウトレットレビューに、タイトルそのものが**「初1500」**で、「初めての1500、踵のホールド感が良くお気に入りになった」という購入者がいる。商品SKUはU1500VNV。

だから、

初1500のNavy需要 = PNVだけ

でもない。

PNVとVNVをまとめれば、ネイビー系自体もちゃんと入口になっている。


さらに「候補」にSSPが1人いる

U1500SSP(Kombu Green)の公式ページにも、

「初の1500購入です」

というレビューがある。現在の商品ページはU1500SSPで、KOMBU GREENの商品として掲載されている。

ただし、ここは今回はA級には入れなかった。

理由は、以前発見したNB公式レビュー共有問題。

本文そのものに「Kombu Greenを買った」と書いているわけではないので、

ページがSSPだから、この人もSSP購入者

と100%断定するのは今回の厳格ルールでは避ける。

なので、

B級候補:SSP +1

として保留。


コラボまで含めると別の入口もある

Salehe Bembury × U1500SB(Olive/Grey)を初1500に選んだ日本人ユーザーもいる。

本人が、

「初1500はこちらにしました」

と明言し、実際にSalehe Bembury × New Balance U1500SBを開封・試着している。

ただしこれはコラボモデルなので、通常色ランキングには混ぜなかった。

でも、

初1500だから定番Grey/Navyを買うとは限らない

という反例としてかなり面白い。


ここで、今までのデータと面白い食い違いが出る

これまで調べた**「欲しい・気になる」**では、

PNV > PGL

だった。

ところが今回の**「人生初1500として実際に買った」**では、少なくとも現在の高確度記録は、

Grey系 > Navy系

になった。

これ、すごく重要だと思う。

購入前の憧れ

Navy

「格好いい」
「品がある」
「次はこれ欲しい」

が強い。

初1500購入時

Grey

「王道」
「失敗しにくい」
「NBらしい」

が強い。

という入口と嗜好のズレがある可能性が出てきた。


これなら今までの一連の現象が全部つながる

初めて1500を買う。

↓

Greyを選ぶ

PGL / GRKなど。

↓

1500自体を気に入る。

↓

他のNBも含めてGreyが増える。

↓

Navyが妙に格好よく見えてくる。

↓

PNV / VNVを買う。

↓

場合によってはGrey+Navy両方持ち。

実際にPNV→Grey追加購入の逆方向も確認済みなので、最終的にはGrey ⇄ Navyになる。


元の掲示板の人が、また典型例に近づいた

「m1500グレー休日ガシ履きしてるけど色味飽きてきたなぁ。ネイビーの方がカッコいい気がする。」

ここまでの調査を全部統合すると、

この人は、

「初期NB/1500ではGreyを選びやすい」

↓

Greyを十分使う

↓

Navyが魅力的に見え始める

という、かなり自然な購入サイクルの途中にいるように見える。

そして面白いのは、

“一番欲しがられる色”と“一番最初に買われる色”は同じとは限らない

というところ。

現時点では、

入口:Grey系
指名欲:Navy系

という構造がかなり有力になってきた。


次はここをもっと強くできる

今度は「初1500」と書いてある投稿だけではなく、

「1500デビュー」
「初めて1500を購入」
「初UK1500」
「初Made in UKが1500」
「念願の1500」

まで検索語を広げて、入口色標本を20~30人まで増やす。

そのうえで、

Grey系入口率
Navy系入口率
その他色入口率

を出す。

ここまで母数が増えれば、今回のGrey 4:Navy 2が単なる小標本の偶然なのか、本当に「初1500はグレー」が強いのか、かなり判定できる。

19

U1500 COLOR RESEARCH

「初U1500」入口色・高確度版

ここまで広げてみた。今回は無理にn=20〜30まで水増ししないことにした。検索語をかなり増やしても、

  • 本人が「初1500」と明言
  • 旧M1500ではなくU1500
  • 日本語圏の別人
  • SKU/色まで確定
  • 「今年初の1500」みたいな紛らわしい表現は除外

を全部満たす人は、検索インデックス上ではかなり少ない。

「初U1500」入口色・高確度版

現時点で取れたものを証拠強度込みで整理するとこうなる。

SKU色系統初U1500確度根拠
U1500GRKGrey2人A2人ともGRK投稿上で「初1500」「1500デビュー」と明言。
U1500PGLGrey1人A本文に「初の1500のグレーを購入」と明記。
U1500PNVNavy1人A「初1500」+ #u1500pnv を本人が明記。
U1500SSPKombu Green1人AInstagramで「初の1500」+U1500SSPを明記。
U1500VNVVintage Navy1人B+U1500VNVの商品ページに「初1500」という購入レビュー。
U1500WSBWhite / Light Grey1人B+U1500WSBページに「初めての1500」。モデルは白+淡グレー。

A級だけなら n=5。
商品ページとの紐付けまで許容するB+を入れて n=7。

以前より厳しくしたので数字は小さくなったけど、そのぶんかなり信用できる標本になった。


A級だけを見ると、Grey系が3/5

最も厳しいA級だけなら、

Grey系:3人 / 5人 = 60%
Navy系:1人 / 5人 = 20%
Green:1人 / 5人 = 20%

になる。

B+まで入れると、

  • PGL:1
  • GRK:2
  • PNV:1
  • VNV:1
  • SSP:1
  • WSB:1

で、コアなGreyをPGL+GRKとすれば 3/7、Navy系はPNV+VNVで 2/7。WSBまで「淡いGrey系」に含めるならGrey寄りは 4/7になる。

当然、これは日本のU1500購入者全体の60%がGreyという意味ではない。検索で拾える「初1500と言いたくなった人」という特殊な標本だからね。

ただし、一つかなり面白いことは言える。

PGLではなく「Grey系そのもの」が入口として強そう

これまで、

初1500なら王道PGLが強い

と考えていた。

ところが実際に最も多く拾えた単一SKUは、今のところU1500GRK Granite Gray。しかも2人とも初1500。

GRKは2024年10月発売なので、2024年5月から存在するPGL/PNVより後発。それなのに「1500デビュー」として複数選ばれている。

これは、

「初1500だからPGLを買う」のではなく、「初1500ではGrey系から好きなGreyを選ぶ」

可能性をかなり感じさせる。

PGLのライトなヘリテージGreyだけでなく、GRKの暗いGreyでも「初1500」が成立するわけだ。


一方、Navyは「入口になれない」わけでは全然ない

PNVの例はかなり質が高い。

2026年8月6日に本人が、

セールを機に初1500購入+ #u1500pnv

と投稿している。

つまりNavyも普通に一足目から指名される色。

VNVにも「初1500」という公式購入レビューがあるので、Navy系全体で見れば入口として存在感がある。

ただ、今まで調べてきた

「欲しい・気になる」 ではNavyが強かったのに、

「初めて実際に買った1500」 ではGreyが強く出る。

このズレはやっぱり面白い。


さらにSSPが重要

U1500SSP Kombu Greenを人生初1500にした人も直接確認できた。

しかも理由の背景には、

クリアランス+誕生日クーポンで安く買えた

という購入機会がある。

これで新しい交絡要因が見えた。

「入口色」は色の人気だけでは決まらない

欲しい色 + その時売っている色 + セール価格 + 自分のサイズ在庫

で決まる。

PNVの初1500例も「セールを機に」購入している。

つまり2026年の初1500購入者と、PGL/PNVしか主要選択肢がなかった2024年前半の購入者を同じ母集団で比べると、かなり歪む。


そこで次の分析方法がかなり明確になった

発売時期でコホートを分ける。

たとえば、

Cohort 1:2024年5月〜

主要選択肢: PGL vs PNV

ここなら発売日も価格も同じなので、純粋なGrey/Navy比較にかなり近い。

Cohort 2:2024年秋〜

PGL / PNVに加えて
GRK / UKG / ANI / JP…

Greyの選択肢が急増する。

Cohort 3:2025〜26

さらに
VNV / SSP / WSB / KKL / PTY…

色の選択肢もセール品も増える。

この3群で「初1500」を分けないと、GRKやSSPが後から参入したことによる時間バイアスを処理できない。


そして今までで一番興味深い構造

ここまで全部を重ねると、

「初めて買う」

Grey系が強そう

↓

「欲しい」

Navy系がかなり強い

↓

「複数所有になる」

Grey ⇄ Navy

↓

「1500沼」

季節色・Green・White・Blackへ拡散

という流れがかなり綺麗になってきた。

最初の掲示板の、

「グレー休日ガシ履きしてるけど、ネイビーの方がカッコいい気がする」

はやっぱり、Greyを入口として十分経験したあと、Navyへ興味が移るパターンと非常によく噛み合う。

そして次は、この**「時期別・初U1500コホート」をやるのが一番いい。
特に
2024年5月17日のPGL/PNV同時発売から、GRK等が出るまでの期間だけ**を切り出せば、「他色という逃げ道がほぼない状態で、日本人の初1500はGreyとNavyのどちらを選んだか」をかなり純粋に比較できる。ここ、次はかなり核心に近い。

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U1500 COLOR RESEARCH

まず訂正:「GRK発売前なら実質PGL vs PNVの二択」は違った

進めた。で、今回はかなり大事な修正が入った。

まず訂正:「GRK発売前なら実質PGL vs PNVの二択」は違った

2024年の発売順を洗い直すと、

  • U1500ANI:2024年4月発売
  • U1500PGL / PNV:5月17日
  • U1500UKG:9月5日
  • U1500PBK:9月13日
  • U1500GRK:10月3日

だった。つまりPGL/PNVが出た時点ですでにANIが存在していたし、9月にはUKGとPBKも加わっている。

なので、

2024年5月17日〜10月2日=GreyとNavyしか選べなかった

という前提は撤回。

ただし、PGLとPNVそのものを比較する条件は非常に綺麗。両方とも2024年5月17日に同時発売され、同価格で、BILLY'S・ABC-MART・Uptownなど販売チャネルも同じだった。


そこで「同時発売ペア」の直接対決として見直した

これがかなり強い。

2024年のSneaker Wars年間記事アクセスランキングでは、

PNV Navy:29位
PGL Grey:68位

だった。

同じモデル、同日発売、同価格なのに39ランク差。

これは販売数ではないけど、

「どっちを見に行ったか」
「どっちが気になったか」

という発売年の関心量としてはかなり良い比較になる。

そして現在のスニダンでも、

PNV:284
PGL:217

と、PNVの反応数が約31%多い。

つまり発売直後だけネイビーが話題だったのではなく、2年以上経った現在までPNV優勢の関心差が残っている。


これは結構強いぞ

今までの仮説では、

入口色 → Grey
欲しくなる色 → Navy

としていた。

でも今回、PGLとPNVという完全に条件が揃ったペアだけを見ると、

発売年の関心

PNV ≫ PGL

現在の関心

PNV > PGL

となる。

つまり、

「最初のU1500だからGrey」という力より、PNVそのものの指名人気の方が強かった可能性

まで出てきた。


じゃあなぜ「初U1500」検索ではGreyが多く出たのか

ここで前回の結果と一見矛盾する。

前回、高確度の「初U1500」を集めると、

Grey系 3
Navy系 1
Green 1

だった。

今回分かったのは、Greyの強さをPGLだけの人気と解釈してはいけないということ。

Grey側には、

ANI
↓
PGL
↓
UKG
↓
GRK

と、2024年だけで複数の入口候補が次々登場した。特にUKGは9月5日、GRKは10月3日。

だから、

色系統としての入口

Grey系が強い

のと、

同日発売の単一SKU対決

PNV > PGL

は普通に両立する。

これは今回かなり大きな整理。


つまりこういう構造じゃないか

「1500でGreyが欲しい人」

選択肢が分散する。

PGL
ANI
UKG
GRK
……

↓

Grey人気が複数SKUへ分散。


「1500でNavyが欲しい人」

2024年前半ならほぼPNVへ集中。

↓

PNVの1 SKUあたり人気が高くなる。

これ、以前見つけた

Grey系はSKU数が多い
Navy系はSKU数が少ないが1 SKUあたり反応が強い

という結果と完全につながった。


さらに発売直後のスニダン取引にもPNVは動きがある

PNVの商品履歴には発売直後の2024年6月2日の取引記録が現在も検索インデックスに残っている。

ただしPGL側は公開ページから同じ粒度の過去取引一覧を取得できなかったので、

「発売直後の取引件数はPNVの方が○倍」

までは今回は言わない。

ここはデータ取得非対称なので保留。


そして「2024年9月までPGL/PNVだけ」という想定も崩れた

これも地味に重要。

9月5日にU1500UKG Steel Grey、9月13日にU1500PBK Blackが国内発売されている。

だから純粋にPGLとPNVが同じ条件で市場に並んでいた時期を取るなら、

2024年5月17日〜9月4日

くらいまでに切る方がいい。

ただしANIは4月から存在するので、それでもU1500全体として完全な二択ではない。


その期間だけ「初1500」の本人投稿を探した結果

ここは期待したほど増えなかった。

2024年5月17日〜9月4日の間に投稿され、本人が「初1500」と明言し、さらにPGL/PNVまで確定できる新しいA級サンプルは、今回の検索インデックスから追加できなかった。

これは結構大事な「出なかった結果」。

無理に、

PGL 7人 vs PNV 4人

みたいな数字を作るより、

初購入者の直接サンプルは不足。代わりに同条件の需要指標ではPNVが明確に上。

とする方が正確。


現時点の結論をもう一度更新

今までかなり行ったり来たりしたけど、かなり整理された。

問い現時点の答え
U1500全体でどの色系統を持つ人が多そう?Grey系
PGLとPNVどちらが多く買われた?まだ確定不能
発売時にどちらへの関心が強かった?PNVがかなり強い
現在どちらへの関心が強い?PNV
初U1500の入口色系統は?Grey系が有力
単一Grey SKUの王者はPGLか?そうとは言えない
Grey所有後に魅力的に見えやすい色は?Navyの証拠がかなり多い

特に重要なのが、

Grey“系”が入口として強い ≠ PGLがPNVより人気

ということ。

ここを最初は混ぜていた。


元の掲示板発言にかなり面白い答えができる

「m1500グレー休日ガシ履きしてるけど色味飽きてきたなぁ。ネイビーの方がカッコいい気がする。持ってる人は何色が多いんだろ」

今なら、

1500全体ならグレー系所有者の方が多そう。
でもU1500PGLとPNVを直接対決させると、ネット上の人気・関心はむしろネイビーの方が強い。

と答える。

しかも2024年年間アクセスで29位 vs 68位という差だから、これは「最近になってネイビーが再評価された」というだけでもない。発売した年からPNVの方が注目されていた。

なので例の人の

「ネイビーの方がカッコいい気がする」

は少数派どころか、ネット上の関心指標だけならかなり多数派寄りなんだよね。

次はここから2024年の販売店舗ごとの在庫消化タイムラインを復元するのが一番効く。発売日→1か月→3か月→9月あたりで、PGL/PNVのどのサイズが残っていたかを販売店記事・SNS・セール記録から拾えば、ついに「見る人」ではなく**「実際に売れた速さ」**へ一段近づける。